韓国上空でJAL揺れCA7人重軽傷

国土交通省は9月17日、羽田発ソウル行きの日本航空機が12日夕方に韓国上空で突然大きく揺れ、客室乗務員7人が重軽傷を負う事故があったと発表した。乗客に負傷者はいなかったという。同機は、ソウル・金浦国際空港の南東95km、高度4900m付近を飛行中で、着陸に向けて下降していた。当時、機内では客室乗務員が機内食を後片付け中で、一定以上の高度を飛行中だったため、シートベルト着用のサインは出ていなかったという。同日午後5時半ごろ、突然、気流の乱れで大きな揺れが発生。客室乗務員7人が転倒するなどして重軽傷を負った。うち1人が天井などに首や腰を打ち入院。48時間以上の入院や治療が必要なけがを負ったため、国交省によって「航空事故」に認定された。けがをした7人は乗務できなくなり、JALは夜の折り返し便を延期し、乗客116人に影響が出たという。乗客はソウル到着時に3人が体調不良を訴えたが、負傷者はいなかった。

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