ニューヨークに夢のゴンドラ？

米ニューヨーク市周辺で地下鉄の混雑を軽減するため、ゴンドラを建設する計画が提案された。同市の不動産開発業者「シティリアルティー」は9月15日、「イースト・リバー・スカイウェイ」と命名されたゴンドラシステムについて、その計画内容を発表。その路線は、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズの3区をつなぎ、1時間で5000人以上を運ぶことができるという。時速約12～17マイル（約19～27キロ）での運行を想定しており、実現すれば、乗客はブルックリンからマンハッタンまで4分未満で移動することが可能だ。また大気汚染の心配がないため、環境にも優しいとのこと。予算約1億ドル（約108億円）という同計画では、まずウィリアムズバーグ橋沿いにゴンドラを設置。その後、ロウアー・マンハッタン、ブルックリンのウィリアムズバーグ、そしてネイビーヤード（海軍工廠）周辺をつないでいくという。管理、資金、駅の設置場所など多くの課題が残っているが、一般市民からはある程度の支持が得られているようだ。

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