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  • 11 年前
鐘海源さん。江西省贛州市(かんしゅうし)の景鳳山小学校教師。“反革命分子”のレッテルを貼られた李九蓮さんを支持したために収監されましたが、罪を認めず、さらに刑務所の壁に“打倒華国鋒”と書いたため、“反革命分子”とされ、死刑に。

1978年4月30日、後ろ手に縛られた鐘海源さんは市中引き回しにされたうえ、銃殺されましたが、その際、わざと右の背中に銃を撃ちました。左の心臓を避けて、すぐに死なないようにするためです。事前に待機していた医療関係者は、鐘さんに飛びかかり軍用トラックに運ぶと、臨時にしつらえた手術台で、生きたまま腎臓を摘出。この腎臓は、すぐさま南昌九十二野戦病院の腎臓移植を待つ高級幹部の子弟に移植されました。

30数年来、中国経済が飛躍的に成長すると同時に、驚異的な勢いで臓器移植の数も増加。特に、1999年以降、中国の臓器移植は急速に増えました。
2006年、中国当局は、年間臓器移植数が2万件近くに達したと発表。これは世界第2位です。しかも、臓器移植を受ける人は、政府高官から金持ちにまで対象が広がっていました。

2007年までは、数十万元の費用さえ負担できれば、中国の数多くの病院で、世界最短期間で移植を受けられました。
しかし、2000年からの6~7年間で、中国の多くの病院は、臓器移植の待ち時間が1週間から4週間、ひいては数日だと公言。一部の病院では複数の移植手術が同時に行われているそうです。

驚異的なスピードと数の裏に、ある問題が見え隠れします。大多数の移植用臓器は、ドナーのものではなく、家族のものでもない。では、一体その出所とは? 21世紀の今、鐘海源さんのように生きたまま臓器を奪われる惨劇がまだ上演されているのでは?

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