20140409「思春期外来」受診が急増 熊本
  • 10 年前
「思春期外来」受診が急増
熊本市南区にある県の精神科病院「県立こころの医療センター」が主に未成年を対象に診察している「思春期外来」で、昨年度1年間に診察した人数は、のべ622人と、前の年度の3倍近くに増えたことがわかりました。
熊本市南区の「県立こころの医療センター」は2年前の平成24年度から主に中学生以上の未成年を対象にした「こころの思春期外来」を設置して、子どもの精神病の診療体制を強化しています。

センターによりますと、昨年度1年間に思春期外来で診察を受けた人数はのべ622人でした。
これは、前の年度と比べて398人多く、3倍近くに増えました。

県によりますと、子どもを対象にした県内のほかの精神科病院でも同じように患者数は増加していて、それに伴って受診を申し込んで診察まで待つ期間が1か月以上かかる場合がほとんどだということです。
このため、県は、精神科を受診する子どもの中でも特に多い発達障害について、医師らが医療体制を検討する委員会を昨年度設置し、今年度から具体的な検討に入って医療体制の充実につなげたいとしてます。
04月09日 09時18分
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