20131219石原環境相があんぽ柿検査視察(福島)

  • 10 年前
石原環境大臣が19日伊達市を訪れ、3年ぶりに出荷が再開された特産の干し柿「あんぽ柿」の放射性物質の検査と出荷作業の様子を視察しました。
19日は石原環境大臣が、伊達市梁川町の農家を訪れ、あんぽ柿を箱に詰める作業を見学しました。あんぽ柿はしっとりとした食感が特徴の県北地方特産の干し柿で、原発事故のあと3年ぶりに、伊達市や桑折町などの一部の地区で生産が再開され、今月から贈答用として首都圏などに出荷されています。
石原大臣は、箱詰めする際は柿を一つ一つ、手作業で拭いて、細かい汚れも残さないようにしていることなどについて説明を受けていました。
このあと石原大臣は、JAの選果場で行っている放射性物質の検査の様子を視察し、JAの職員から出荷前にすべての商品を検査して、これまでに基準を超えるものは出ていないと報告を受けていました。石原大臣は「生産者が消費者の方を向いて大変な努力をしていることがわかった。消費者にもこの思いをしっかり受け止めてもらいたいと思う」と話していました。

12月19日 20時07分

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