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  • 2013/10/23
六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場について、事業者の日本原燃は国の新たな規制基準を見極める必要があるとして、工事計画に盛り込む試運転の終了時期を現在の「今月中」とする内容から、「未定」に変更する方針を固めました。
六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場は高レベルの放射性廃液をガラスと混ぜて固める工程の試験がことし5月に終了し、本格稼働に向け、試運転は最終段階を迎えています。
一方、国の原子力規制委員会は六ヶ所村の再処理工場などを対象に、地震や津波の想定をこれまでより厳しくすることなどを求めた新しい規制基準の考え方を示し、ことし12月に新基準を施行するまでは再処理工場の試運転が妥当かどうか確かめる検査を行わない方針を決めています。
日本原燃では新たな規制基準の内容を見極める必要があるとして、工事計画に盛り込む試運転の終了時期を現在の「今月中」とする内容から「未定」に変更する方針を固めました。
日本原燃はこの方針を今月29日に青森県と六ヶ所村に報告することにしています。
一方、むつ市にある使用済み核燃料の中間貯蔵施設を運営する「リサイクル燃料貯蔵」も事業の開始時期を「未定」とする方針を固めました。

10月23日 18時53分

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