2013-06-10-米国に急接近する中国の野望とは
  • 11 年前
たけしのTVタックル

テレビ朝日 2013年06月10日(月)

TPP交渉参加の可能性&米中首脳会談…米国に急接近する中国の野望とは?

6月7日、8日、中国の習近平第7代国家主席とアメリカのオバマ大統領との米中首脳会談が行われた。突然、決定したといわれるこの会談。しかも、開催場所がホワイトハウスではなくカリフォルニア州の保養地という点から考えても、アメリカが中国を“重要視”しているのが分かる。

さらに、中国共産党幹部と会談した野中広務元官房長官は、「1972年の日中国交正常化直後に、“尖閣問題で棚上げ合意した”と田中角栄総理から直接聞いた」という政府見解と異なる発言を。日本政府はこれを否定したが、急に“棚上げ論”が浮上した背景には何があるのか。
中国は国際舞台で次々と日本に“揺さぶり”をかけ始めている。今回は、その“思惑”と“崩壊のシナリオ”を軸に討論を展開する。

まずは、“米中急接近”の先に中国が見据える“野望”についてトークを。米中首脳会談を前に、中国は“TPP交渉参加” の可能性を検討すると表明。だが、元々、アメリカ主導のTPPは“中国外し”が狙いと言われていたはずだ。そして、もし中国がTPPに参加した場合、日本にはどのような影響があるのかなどを論客たちが意見を交わす。

また、「今、中国は最大の崩壊の危機に直面している」と指摘する専門家たちの声を取り上げ、巨大国家・中国崩壊のシナリオについて考える。