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201308201957 タンク汚染水漏れ過去最大.

Yurusan
6 年前|108 視聴
19日、福島第一原子力発電所の敷地の山側に置かれたタンクから汚染水が漏れているのが見つかった問題で、漏れた汚染水の量は、タンクからの水漏れとしてはこれまででもっとも多い、およそ300トンにのぼることがわかりました。
汚染水には放射性物質が高い濃度で含まれ、東京電力では原因の究明や漏えいを防ぐ対策を急いでいます。
福島第一原発では19日、4号機の山側のタンクにためられた汚染水が漏れ、タンクの周りを囲っているせきの外側にまで流出しているのが見つかりました。
東京電力で調べたところ、タンクの1つで汚染水の水位が下がっていることが確認され、タンクから漏れ出した量は20日の午前9時半現在で、およそ300トンにのぼることがわかりました。
タンクからの汚染水漏れとしては、これまでで最も多い量だということです。
タンクからどのように漏れたのかわかっておらず、今も漏れ続けているおそれがあり、東京電力では、原因の究明を急いでいます。
また、タンクにためられた汚染水は、放射性のセシウムを減らす処理をしたあとの水ですが、漏れていた水を分析したところ、ストロンチウムなどのベータ線と呼ばれる放射線を出す放射性物質が1リットルあたり、8000万ベクレルと高い濃度で含まれていることもわかりました。
東京電力は漏れた汚染水の一部をせきの内側で回収するとともに、せきの外側への流出経路になった配管の弁を閉じて、外への流出を止めたということです。
しかし、すでに多くはせきの外側に流出し、周辺の地面にしみこんだと見られています。
東京電力は、汚染水が漏れた現場近くにある海につながる排水溝の水では、放射性物質の濃度がそれほど高くないことから、漏れた汚染水が直接、海に流れ出しているとは考えにくいとしています。
しかし、付近の土を回収し、雨に備えてせきの周囲に積む土のうを補強するなど、漏えいを防ぐ対策を進めるとともに、周辺の放射線量を測定して、汚染水の影響が及んでいる範囲を詳しく調べることにしています。
この問題で、福島県は東京電力に対し、周辺環境に影響がないか早急に調査するとともに、再発防止策を実施するよう申し入れました。申し入れは、福島県生活環境部の古市正二次長が、東京電力福島復興本社の担当者を県庁に呼んで、20日午後、口頭で行いました。古市次長は「300トンの汚染水が漏れたことはたいへん遺憾で、社内一丸となって対策にあたってほしいと」述べた上で、タンクから汚染水が漏れた原因を究明して漏えいを防ぐこと、周辺の環境に影響がないか早急に調査すること、ほかのタンクでも再発防止策を実施することを求めました。
これに対し東京電力の担当者は、「おわび申し上げます。早急に対応して、万全を期したい」と述べました。
さらに、福島県は20日午後、県庁で幹部を集めて緊急の会議を開きました。
このなかで佐藤知事は、汚染水問題について、「国家としての非常事態であり、国が前面に立って対処してもらいたい」と述べ、19日に明らかになったタンクからの汚染水漏れについても、国が具体的に対策を打ち出すことが必要だという姿勢を示しました。
08月20日 19時57分