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Jodhaa Akbar 予告編

5 年前401 views

crazyhis

歴史系映画

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0449994/

2008年 インド映画 215分 日本語版なし。英語字幕版ならあり。

16世紀のインドを支配したムガル帝国第3代皇帝アクバルの若き日の活躍を描いてる。
「アクバル」は「偉大な」って意味でアクバルの添名のようなもので、生まれた時に父フマユーンがつけたんだそうだ。
映画だとヒンドゥー教徒に対して課されていた巡礼税を撤廃してイスラーム教徒とヒンドゥー教徒の融和をなしたってことで民衆から贈られたことになっている。
現在のインドではアクバルの一番の功績はヒンドゥー教徒とイスラーム教徒の融和を成し遂げたことにあるってことになっている。
当時のインドは大まかに分けて支配者層はイスラーム教徒で被支配者層がヒンドゥーって形だった。
アクバルはこの両宗教の融和のためにヒンドゥー王家の娘、Jodhaaを王妃として迎えた。
一方のJodhaaもそれに応えるようにムガル宮廷にヒンドゥーの習慣をもちこんで両宗教の融和を図ろうとしている感じだ。
ストーリーはアクバルと王妃Jodhaaの恋愛物語として進む。それはヒンドゥーとイスラームの融和の物語につながってる。
当然、妨害者が現れる。Jodhaa登場前、アクバル未婚の時はアクバルの師匠で養父ともいえるバイラーム・ハーン。
昔の慣習にとらわれた戦い好きのように描かれている。目つきが危ないし禿げてる。すごく怖い感じの人のように見える。
結局、アクバルはバイラームの敵は殺せとする慣習に逆らい、敵には寛容を持って当たるとした方針を貫く。
最後は「メッカへいけ」の一言でバイラームを排除する。
実際にはこのあとバイラームは大規模な反乱をおこして敗れ、メッカ巡礼を言い渡されて暗殺されてるけど、映画にはない。
歴史上のバイラームはこの映画で描かれているような非寛容で危なげな人物ではなかった。行政、軍事の両方の能力に長け、詩人としても知られた芸術家でもあった。
ムガル帝国では少数派のシーア派教徒だけあって宗教にも寛容な人物だったとか。映画の人物像とは逆な気がする。
バイラームの失脚はアクバルとの意見の相違より、アクバル政権でのもう一つの勢力、乳母のマーハム・アガナの勢力による陰謀が原因だったようだ。
バイラーム失脚後はマーハム・アガナの勢力がムガルの実権を握るようになる。
映画でもアガナがヒンドゥーの慣習を快く思わず、王妃Jodhaaに苦言を呈したり、追い落とす陰謀をたくらんだりする話が入ってる。
この陰謀が原因でアガナが失脚していよいよアクバルの政治が本格始動するって流れになる。
実際もアガナの失脚と死でアクバルの権力が強化された。廷臣政治から直接統治への移行ってことみたい。
そこでアクバルは王妃Jodhaaの献言を入れてヒンドゥー住民と直接対話を通してヒンドゥー教徒にのみ課されていた巡礼税を廃止してヒンドゥーとイスラームの融和を図ったってストーリー展開となる。
それでまた抵抗勢力が現れる。イスラーム法学者たちとイスラーム教徒の地方領主たちだ。
これも戦いで打ち破ってアクバルの初期の事業は達成されるって感じで終わる。
簡単に言うとアクバルと王妃の恋愛ドラマだけど、主題は二つの宗教の融和ってことのよう。
そして融和を邪魔する抵抗勢力をどんどん打ち破ってくことでストーリーが進む感じだ。
インド映画といえば歌って踊ってが基本だけどそれはかなり抑えているように見える。他の国の映画に比べれば十分多い気がするけど、インド映画にしてはすごく少ない。
インドでは大ヒットした映画でインドの映画賞を総なめにしたそうだ。
映像は綺麗だし衣裳もいい。戦いの場面も象さん大活躍で迫力がある。
DVDは215分の完全版と170分の短縮版の二種類ある。短縮版は解説みたいな所が全部なくなっている感じだった。

参考文献
ムガル帝国の興亡 (イスラーム文化叢書) ISBN-10: 4588238035
中世インドの歴史 ISBN-10: 463467260X
ムガル帝国とアクバル大帝 ISBN-10: 4389440292

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