浜松で震災がれき焼却灰を埋め立て

SBSnews6 さんが 2012/10/04 に公開

浜松市で４日、試験焼却した震災がれきの焼却灰が処分場に埋め立てられました。県内で、震災がれきの焼却灰が埋め立てられるのは今回が初めてです。
　これまで試験焼却を実施した静岡市や裾野市では、焼却灰を本格受け入れをした際の灰といっしょに処分することにしていますが、浜松市では処分場周辺の住民の一部から不安の声があがっていたこともあり、埋め立てするまでが「試験」だとして、県内で初めての埋め立てに踏み切りました。
　地元の住民が見学に訪れた中、約１トンの焼却灰が詰まった袋、合わせて２２個が処分場に運び込まれ、セシウムを吸着するシートの上に並べられたあと土がかけられていきました。
　放射線の測定では、焼却灰が運びこまれる前と後でほとんど変化しないことが確かめられました。
　浜松市では今後、処分場周辺の空間線量率や地下水などの放射性物質濃度の測定を継続的に実施して、異常がないか調べていくことにしています。
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