除染の島へ 故郷を追われた27年
  • 12 年前
NNNドキュメント12 3・11大震災 シリーズ 2012.8.12。

かつて、南太平洋の楽園マーシャル諸島で繰り返された核実験。ロンゲラップ環礁では多くの島民が被曝し、故郷を捨てた。40年間その現状を撮り続けてきた島田興生氏が6月、島に向かった。ようやく除染が終わり、帰島が叶いつつあるのだ。だが、帰島を心待ちにする人がいる一方で、戻らないと決めた人が数多くいた…。広島にも、故郷・福島を複雑な思いで見つめる人がいる。去年、浪江町から避難した高田秀光さん(60)。慣れない土地での生活、将来への不安…ストレスを抱えたまま1年が過ぎた。放射能に翻弄される福島とロンゲラップ。これまでの難局を島民はどう乗り越えてきたのか、島田氏は、福島の人に伝えたいと考えている。マーシャルの経験を未来の福島に活かすことはできるのか。
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