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  • 2012/7/17
やらせでは・・・会場騒然「抽選」で東北電力幹部発言

エネルギー政策について、政府が国民から直接、意見を聞く聴取会で、東北電力の幹部が原発推進の意見を述べ、「やらせではないか」と会場が一時、騒然となりました。

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聴取会、名古屋でも発言者に電力社員

 原発への依存比率などについての政府の聴取会が、16日、名古屋で開かれました。日曜日に仙台で開かれた聴取会では、東北電力の幹部が発言して、会場から批判の声が上がりましたが、名古屋でも発言者の中に中部電力の社員がいて、聴取会は一時紛糾しました。

 これは2030年時点での原発依存率を決めるため、全国各地で開かれているものです。16日、名古屋で開かれた聴取会には、原発比率が0%、15%、20~25%の3つの案に、抽選で選ばれたそれぞれ3人ずつが発言。このうち20~25%の案では、中部電力の現役社員が個人的な見解として次のように話しました。

 「放射能の直接的な影響で亡くなった人は一人もいない。今後5年10年たっても、それは変わらない」(中部電力の社員)
 「ウソつけ!」(参加者)
 「よく言うよ」(参加者)

 この社員は「政府は原発のリスクを過大評価している」として、「経済的なコストを考慮すれば45%でもよい」と主張。会場からは怒号が飛び交いました。

 全国11会場で開かれるこの聴取会。名古屋は3都市目で、来月1日には原発事故の起きた福島でも開催されます。(17日05:02)

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