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  • 2012/7/10
反原発:集会に2700人 福島・浪江町長も出席 /新潟
毎日新聞 2012年07月10日 地方版

 関西電力大飯原発(福井県)や東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に反対する市民団体らが原発ゼロを訴える「にいがた県民大集会」が8日、新潟市中央区の県スポーツ公園で開かれ、県内各地から約2700人(主催者発表)が参加した。

 集会には、福島第1原発事故で被害を受けた福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長が出席。大飯原発再稼働について「福島の事故を教訓にしておらず、とても信じられない」などと批判した。同県郡山市から新潟県内へ自主避難してきた避難者による原発反対の訴えもあった。

 また、今月12日に新潟地裁で第1回口頭弁論が開かれる柏崎刈羽原発運転差し止め訴訟の弁護団から、松永仁・事務局長が出席し、「東電には原発を管理運営する責任も能力もない」と指摘した。

 集会に参加した新潟市中央区、無職、上野邦雄さん(62)は「もっと県民が声を上げていかなければならない」と話した。

 集会終了後、参加者らは「原発ゼロ」などのプラカードを掲げて会場付近をデモ行進した。【真野敏幸】

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