長い長い殺人 1/3 宮部みゆき4週連続極上ミステリー 第3夜

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12月16日深夜。綾瀬東警察署の刑事部長・響武史(長塚京三)は殺人事件の捜査をしていた。被害者は35歳の会社員・森元隆一で、車で撥ねられ引きずられたあと頭を殴打されていた。翌日、連絡の取れなかった妻・法子(伊藤裕子)が署に同行される。法子は事件の夜、女友達の家に泊っていたと言う。しかし犯人が誰かを尋ねもしない法子を、響は不審に思う。その後、被害者に2億8千万円の生命保険がかけられていたことが判明、さらに法子は派手好きで知られ、愛人もいることがわかる。響は第一発見者の幸恵と再度面会する。翌年4月15日。11歳の少年・小宮雅樹は叔母・早苗(西田尚美)の結婚式に出席していた。結婚相手の塚田和彦(谷原章介)は、ハンサムなレストラン経営者。しかし早苗のことが大好きな雅樹は塚田のことが信用できず、結婚に反対していた。そんな中、雅樹は式場のトイレで謎の女性から名刺を渡される。塚田に渡すよう言われたその名刺には、「わたしは約束を忘れてないわ。あなたを愛してる N」と書いてあった。雅樹はそれを手がかりに塚田の秘密を掴もうとする。6月1日。新婚の早苗が探偵・河野康平(仲村トオル)の事務所を訪れる。早苗は謎の女から脅迫電話を受けており、塚田の行動にも不信感を抱いていた。塚田の誘導で1億5千万円の生命保険に入っていた早苗は、自分は殺されるのではないかと打ち明ける。河野は調査を開始し、塚田が過去に太田逸子という女と結婚していた事実を突き止める。しかし逸子は轢き逃げで殺されていた。そして逸子の葬式に現れた、当時の塚田の愛人をビデオで確認する。それは保険金殺人容疑で連日テレビを賑わせている法子だった。いずれの事件も塚田と法子にはアリバイがあり、決定的な証拠も出てこない。当初、マスコミは2人を容疑者扱いで報道していたが、塚田の巧妙な語り口によって、次第にワイドショーのスターとして祭り上げていた。そんな中、犯人を名乗る人物が河野に接触してくる。

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