20120523 「独占状態」の電力事情 家庭の電気代は安くなる?

  • 12 年前
スーパーニュースアンカーより。

またひとつ明らかになった東電の「ある体質」に、街の人からは怒りの声が。
その理由は‥‥
東京電力の利益の9割以上は、私たち家庭向けの電気料金からのものだった。
利益確保のために狙われていたのは「一般家庭」
東電が販売する電力量のうち、家庭向けは38%にすぎない。
ところがその4割に満たない家庭向け電力から、全体の91%の利益が稼ぎ出されていた。

企業向けの電気料金の場合、新電力会社の参入で、東電は顧客をつなぎとめておくため値下げをすることがある。しかし家庭向けの電気料金は独占状態なので、料金は一方的に決められる。
そんな中、さらなる値上げの話も出てきた。
柏崎刈羽原発が再稼動しない場合、値上げ幅は15.87%まで引き上げる試算を示した。