20120124 原発と歩んだ福島・大熊町 帰還構想と今後の課題(1)

  • 12 年前
BSフジ「プライムニュース」より。(前半部分)
昨年11月20日、福島第一原発があり、町の全域が原発から20km圏内の警戒区域にあたる大熊町の町長選挙が行われた。結果は、「町外移住」を掲げた新人に対し、「全員帰還」を訴えた現職の渡辺利綱氏が再選を果たした。その構想とはどんなものなのか。
 しかし、「全員帰還」には数多くの難しい問題が立ちはだかる。3月末には避難地域の見直しが予定されているが、それで「帰宅困難区域」に指定された場合、どうするのか。また国は、除染を進める為に必要な汚染土壌などの中間貯蔵施設を大熊町のある双葉郡内に建設することを要請している。双葉郡の首長の間でも意見が分かれるこの問題をどう考えるのか?
 大熊町の渡辺町長に加え、福島県選出で参議院東日本大震災復興特別委員会の委員長を務めた増子輝彦氏も迎え、原発20km圏内の現状と今後の課題について聞く。

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