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  • 2011/10/6
説明が二転三転、4億円はどこから(TBS Newsi)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4844681.html

 この事件、すべての発端は小沢元代表から元秘書に現金で渡されたという4億円にあります。この4億円は果たしてどこから来たのか追究しました。

 「小沢元代表自身ですら、4億円の原資については明快な説明ができていない」。
 先月の石川知裕被告ら元秘書3人の判決。裁判所は、小沢元代表らの供述などから、4億円の原資について「明快に説明することが困難なもの」と認定しました。

 「今回の判決の一つの注目点。(裁判所の)不審の出発点、疑惑の出発点になっている」(フリージャーナリスト・森功氏)

 実際、4億円の原資をめぐる小沢元代表の発言は、これまでに二転三転してきました。
 「私を支援する方々からいただいた寄付金が原資である」(小沢元代表、’07年2月)

 問題が表面化した当初、小沢元代表は原資について政治資金と説明。その際、問題となっている世田谷区の土地について、「権利は自分個人ではなく、自らの政治団体にある」と主張して、個人としての小沢氏と団体代表としての小沢氏との間に交わした確認書を公表しました。

 しかし、土地を登記した際に作成したとされる確認書は、その後の調べで会見の直前に作成したものであることがわかっています。さらに、特捜部の捜査が始まると・・・。
 「私の個人的な資金を提供した、貸し付けた。私は説明をそんなに変えたつもりはございません」(小沢元代表、’10年1月)

 一方、元秘書3人の判決では、4億円の原資とは特定しないまでも、公共工事の受注に絡んで中堅ゼネコン「水谷建設」から小沢氏側に裏献金が渡ったと認定しました。4億円はどこから来たのでしょうか。

 「検察がたどり着けなかったものだからはっきりとは言えないが、小沢さんのつくってきた政党を解体したときの資金が流れているのは可能性としてはあるでしょうし、いろいろな可能性があるが、ゼネコンマネーというのは(可能性が)残っていると思う」(フリージャーナリスト・森功氏)

 残る疑問。検察官役の指定弁護士は、来年1月の被告人質問で小沢元代表自身に問いただす方針です。(06日10:38)

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