小沢初公判/小沢氏:裁判打ち切るべし/政界の反応など
  • 13 年前
ついに始まった、「政治とカネ」の問題をめぐる小沢元代表の裁判。自らの政治資金に関する明快な説明があるかと注目されましたが、法廷で繰り返されたのは検察批判でした。

 「虚偽記載の事実はなく、(秘書と)共謀もしていません。違法な捜査による調書に基づく起訴で、裁判を打ち切るべきだと思います」(小沢元代表)

 はっきりとした口調で起訴内容を全面否認した、民主党の元代表、小沢一郎被告。政界で強い影響力を持つ大物政治家が、検察審査会という市民の判断で初めて強制起訴された注目の裁判。小沢元代表は裁判長が着席を勧めても、およそ8分間にわたって立ったまま意見を述べました。