免震構造【めんしんこうぞう】 - HOME'S不動産用語集

  • 13 年前
免震構造とは、地震による建物の揺れや破壊を防ぐため、地震の力が直接建物に伝わらないよう工夫された構造のことです。
基礎部分と建物の間に、水平に柔らかく動くバネの原理で、地震の揺れを建物に伝えにくくする積層ゴムや、振動エネルギーを吸収する(制震ともいいます)ダンパー(振れ止め)などの装置を入れることで、地震時に建物にかかる水平力を、在来構造に比べて5分の1~3分の1にまで低減することができます。

■ホームズくんメモ
免震構造は、地震による建物の被害が最も少ないといわれています。しかし、揺れがすくないのではなく、ゆっくり、大きく揺れることで、建物や人に対する被害が小さくなるのです。
高さ60メートルを超えるタワーマンションなどでは、制震構造が中心ですが、上階がゆっくりした揺れになるのに対して、下の階が揺れが強くなる傾向があります。
最近のマンションには、耐震・免震性能を重視したものが増えています。長期に渡って安心して暮らせることを考えると、耐震・免震マンションは長期コストが割安になるともいえます。

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