難破船 中森明菜 二十二歳の冬 数多い中でも感動編
  • 13 年前
ジャマな場面は総カット。この日のスタジオには曲の提供者でもあった加藤登紀子もいた。カメラは、加藤登紀子の表情を間奏の間などにインサートす。他のスタジオに居た出演者たちも同様に、その表情をインートする。しかし、このインサートは要らない。明菜だけで、その切­なさは十分に伝わってくる。
特に、ラストカットは明菜の貌でそのままCMに入ればいい。
演出的に拍手をさせたと考えるけれど、,,,,,拍手も要らない。
引定最大の.....では、なかったか?。
この番組は音楽のショー番組だった。
少なくとも、スタジオに視聴者を入れる前までは。
視聴者をスタジオに入場させることで、
ただの見せ物的歌番組で最終回を迎えた事は残念。


難破船・中森明菜 1988年一月6日 収録

作詞:加藤登紀子作曲:加藤登紀子

たかが恋なんて 忘れればいい
泣きたいだけ 泣いたら
目の前に違う愛が見えてくるかもしれないと
そんな強がりをいって見せるのは
あなたを忘れるため
さびしすぎて こわれそうなの
私は愛の難破船
折れた翼 広げたまま
あなたの上に 落ちて行きたい
海の底へ 沈んだなら
泣きたいだけ 抱いて欲しい

ほかの誰かを 愛したなら
追いかけては 行けない
みじめな恋つづけるより
別れの苦しさ えらぶわ

そんなひとことで ふりむきもせず
別れたあの朝には
この淋しさ 知りもしない
私は愛の難破船
おろかだよと 笑われても
あなたを追いかけ 抱きしめたい
つむじ風に身をまかせて
あなたを海に沈めたい

あなたに逢えない この街を
こん夜ひとり歩いた 
誰もかれも知らんぷりで
無口なまま 通りすぎる
たかが恋人を なくしただけで
何もかもが消えたわ
ひとりぼっち 誰もいない
私は愛の難破船