南スーダン巡り米中せめぎ合い

samthavasa

samthavasa より

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7月10日 8時0分
アフリカのスーダンで、20年余りの内戦を経て南部が分離独立し、アフリカで54番目となる独立国家「南スーダン共和国」が誕生しましたが、アフリカ有数の石油産出国となる新国家を巡って、中国とアメリカのせめぎ合いも激しさを増しています。
南スーダンの首都ジュバで9日、独立を祝う記念式典が開かれ、独立宣言が読み上げられると集まった5万人からは大歓声が上がりました。しかし、祝賀ムードをよそに、新国家への影響力を確保しようと中国とアメリカのせめぎあいも激しさを増しています。このうち、中国の代表として式典に出席した姜偉新住宅都市農村建設相は、演説で「南北スーダンが、よき隣人、よき兄弟になることを願っている」と述べ、独立後も南北の両方と良好な関係を保ちたい姿勢を強調しました。中国は、紛争を巡って国際刑事裁判所から逮捕状が出されている北のバシール大統領と強固な関係を築くことで、石油の権益を獲得してきましたが、南部にある油田の権益を維持したい思惑から、独立が近づくにつれ南部へも急速に接近し始めています。これに対し、アメリカの代表として演説したライス国連大使は「南スーダンにとってアメリカは真の友人であり、永遠のパートナーだ」と述べ、石油利権の確保に加えて、中東・北アフリカで次々と親米国家が倒れるなか、南スーダンを軸に地域での存在感を取り戻したい思惑をにじませました。

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