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  • 2010/12/5
2010年 4月 8日(木)放送
揺らぐ死刑判決 ~検証・名張毒ぶどう酒事件~
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2873

●「疑わしきは罰せず」という原則と、「犯人を取り逃がしてはいけない」こととの葛藤について

木谷明さん(法政大学法科大学院教授:
>>そうなんですね。私は一番大事なことは、無実の人を処罰しちゃいけないということだと思うんですけれども、やっぱり裁判官の中には、真犯人は絶対取り逃がしたくないと考えている人がいます。だけど、真犯人を取り逃がすまいと思って、無実の人を処罰してしまえば、本当はその真犯人はどこかでほくそえんでるわけですね。だから同じまちがいでも、真犯人を取り逃がすまちがいのほうがまだ罪は軽いんだと、無実の人を処罰してしまうのは、それ以外に、真犯人を取り逃がすというまちがいを犯しているのだから、そのほうがよっぽど罪が重いんだということをもっと裁判官は考えるべきじゃないでしょうか。

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