厚生労働省の元局長が無罪判決を受けた郵便不正事件で、大阪地検特捜部の主任検事がデータを書き換えたとされるフロッピーディスクが公開されました。

　問題のフロッピーディスクは、厚生労働省の元局長の部下だった上村勉被告（４１）の弁護団が先ほど公開しました。本来６月１日が最終更新日だったはずのデータが６月８日午後９時１０分になっています。

　ディスクは大阪地検特捜部が去年５月に押収し、２か月後に返却されましたが、先ほど特捜部が弁護士事務所を訪れ、データの確認をしています。検察は、弁護団からの協力を得て全容解明に当たるということです。（21日13:39）