世界初…国連本部で4か国語の字幕つき落語

  • 14 年前
アメリカ・ニューヨークの国連本部で19日、世界初の試みとなる、4か国語の字幕をつけるという落語が披露された。

 上方落語家・桂小春團治さんが披露した落語は、話すタイミングに合わせて、英語、フランス語、スペイン語、中国語の字幕を同時に出して進められた。

 国連関係者を招いて行われたこの催しは、笑いを通じた文化交流が狙いで、「翻訳が良くできていた」「字幕だけに頼らず、表情からも読みとることができる」といった声が聞かれた。

 小春團治さんは、00年から延べ十数か国で海外公演を続けている。