ジオ・ジャパン（２）「絶景への路（みち）」ドキュメント 列島誕生

ＮＨＫスペシャル
ドキュメント 列島誕生　ジオ・ジャパン
（２）「絶景への路（みち）」～故郷の山河が生まれた～

珠玉の絶景と、最新研究に基づく超リアルＣＧで“列島誕生の物語”を描く。
第２集は、３００万年前に始まる地球史上でもまれなプレートの方向転換により、列島がついに完成していくドラマ。幻の巨大火山の名残といわれる北アルプス。
謎の海底大隆起により誕生した関東平野。
列島の大分裂によって作り出された瀬戸内海。
そして、分断の危機を乗り越えて生まれた九州。
プレートの活動により、列島が現在の姿へと変貌する激動に迫る。

◆北アルプスに幻の火山、北アルプス誕生
滝谷
カルデラ噴火の跡
硫黄沢；マグマの余熱
爺ヶ岳は1万ｍ？
北アルプスの谷１７０ｋｍの深さ
マグマの生産工場
槍穂高は20度傾き、爺ヶ岳は直立

◆関東平野に大平野出現
直径１００ｋｍのおわんの形の地層
屏風ヶ崖

◆瀬戸内海は陸から生まれた、瀬戸内海誕生の秘密
世界一の多島海
瀬戸：島が並ぶ場所；潮の流れが速い
灘：島がない場所；穏やか
ナウマンゾウの化石；瀬戸内海が陸だった証拠
吉野川
中央構造線；1億万年前に誕生；大陸の古傷
海由来と陸由来の岩石；ひっつきが弱い
300万年前に中央構造線の横ずれ；フィリピン海プレートの方向転換；北西に
鳴門海峡から海水が流入、瀬戸内海誕生

◆せめぎあう大地、九州
大地が落ち込んでいる場所
深い溝：地溝帯；深さ2000ｍ
南と北に引き裂く力
別府～島原半島
塩俵の断崖；柱状節理
地溝帯を溶岩や火山灰で埋める；カルデラ噴火によって
分断と修復を繰りかえして九州は生まれた
菱刈鉱山