暴走族のメンバーにひったくりを指示していたとして、リーダー格の少年（17）が逮捕されました。

　川崎市に住む少年は別の少年らに指示し、去年11月に東京・大田区の路上で男性（29）に暴行し、現金4000円が入った財布などを奪った疑いが持たれています。警視庁によりますと、少年らは川崎市を拠点とする暴走族「GYTM44」のメンバーで、指示していた少年はリーダー格だったということです。リーダー格の少年は盗んだ金のほとんどを自分のものにしていて、取り調べに対して「まとまった金が欲しかった」などと容疑を認めています。去年11月から大田区周辺では同様の窃盗事件が相次ぎ、警視庁はこれまでにも少年らを窃盗の疑いなどで逮捕しています。