薗部 浩昭 HISTORY 6「 0177×× 」
  • 7 年前
0177×× 作詞・曲 / 薗部浩昭( 1997年・落花流水より )


1 青森のお袋が 手紙をくれた
したはんで それちょすな めんこい わらし 故郷を捨てたのは 自分のためで
広い都会の片隅で 夢にすがりついた じょんがら節が 流れるたびに 思い出すのさ
リンゴのような ニシンのような お袋の顔を わかんねー わかんねー 若きし頃に 飛び出した俺には
読めねー 読めねー この先 何て 書いてあんだか 電話をすれば お袋喜び 手紙の内容 聞いてみる
なおさら 何を 言っているのか? わかんねー


2 青森のばぁさまに 受話器が 代わる
「 ひろあぎ!が?」「 ひろあき!だ!」涙を流し すすり泣き もらい泣き 言葉が 出ない
送った 小包 開けてみれーと ばぁさまが 言えば 缶詰やチリ紙や3足セットの 靴下や
まるで 宝石箱のように ギッシリ 詰まってる 買えるべー 買えるべー 全部こっちで買えるもんだべー
わかんねー わかんねー ばぁさまが 喋る言葉なおさら 受話器のむこうで 叫んでいるけど 東京の暮らしが長すぎて
心じゃ いつも 分かっているのさ 悪いねー わかんねー わかんねー 若きし頃に 飛び出した 俺には
わかんねー わかんねー 若きし頃に 飛び出した 俺には


オフィシャルサイトhttps://sonobe-hiroaki.jimdo.com/
お勧め