【坐摩神社】(ざまじんじゃ)大東市平野屋

  • 7 年前
【坐摩神社】(ざまじんじゃ)大東市平野屋

創建時期と由緒については不詳。社伝によれば、坐摩神社(座摩太神宮)は享保13年(1729年)に摂州西成郡の総社であった。当神社があった地域は元は深野池という大きな池であり、江戸期に行われた大和川の改修によって「深野新田」として干拓された。それにともない、開拓権を真宗大谷派の難波別院から譲られた平野屋又右衛門(大坂の豪商/地名として残っている)が守り神として「坐摩神社」(現大阪市中央区)から分霊を勧誘したのが、当神社の由来となっている。
坐摩神(ざま/いかすりのかみ)は通常、生井(いくい)・福井(さくい)・綱長井(つながい)・波比岐(はひき)・阿須波(あすは)の五神をさすが、当神社の大正の記録では阿須波大神、波比岐大神の二神を祭神していると残されている。坐摩神は皇居の守護神であり、また住居守護・旅行安全・安産の神として信仰されている。

所在地:大阪府大東市平野屋1-9
アクセス:JR西日本、学研都市線(片町線)住道駅 東へ約1.3km

(撮影:2017/5/15)