淡路5人殺害事件 平野達彦被告(42)に死刑判決=神戸地裁
- 7 年前
おととし、兵庫県洲本市で近所の住民ら5人を殺害した罪などに問われていた男の裁判員裁判で、神戸地裁は、男に死刑判決を言い渡しました。
判決によりますと、平野達彦被告(42)はおととし3月、近くに住んでいた平野浩之さん(当時62)の一家3人と、平野毅さん(当時82)夫婦のあわせて5人をサバイバルナイフで刺して殺害しました。
これまでの裁判で検察側は、「強固な意思に基づき、残虐かつ執拗に刺したことは明らか」などとして、死刑を求刑。
一方の弁護側は、「被告人は心神喪失、あるいは心身耗弱状態だった」として、死刑にはあたらないと主張していました。
22日の判決で神戸地裁は、「犯行を天誅などと言って、正当化し続けるなど全く反省していない。
更生の可能性は乏しいと言わざるを得ない」として平野被告に死刑判決を言い渡しました。
「責任能力で悩んだが、議論していく中で自分の考えがまとまった」(裁判員)
「命の尊さ、重たさに対して、自分の一票が左右する重みはすごくあった」(裁判員)
判決を受け、殺害された平野毅さんらの遺族は、「ほっとしたという気持ちです」などとコメントを出しました。
一方、弁護側は即日控訴しています。
2017/03/22 21:55
判決によりますと、平野達彦被告(42)はおととし3月、近くに住んでいた平野浩之さん(当時62)の一家3人と、平野毅さん(当時82)夫婦のあわせて5人をサバイバルナイフで刺して殺害しました。
これまでの裁判で検察側は、「強固な意思に基づき、残虐かつ執拗に刺したことは明らか」などとして、死刑を求刑。
一方の弁護側は、「被告人は心神喪失、あるいは心身耗弱状態だった」として、死刑にはあたらないと主張していました。
22日の判決で神戸地裁は、「犯行を天誅などと言って、正当化し続けるなど全く反省していない。
更生の可能性は乏しいと言わざるを得ない」として平野被告に死刑判決を言い渡しました。
「責任能力で悩んだが、議論していく中で自分の考えがまとまった」(裁判員)
「命の尊さ、重たさに対して、自分の一票が左右する重みはすごくあった」(裁判員)
判決を受け、殺害された平野毅さんらの遺族は、「ほっとしたという気持ちです」などとコメントを出しました。
一方、弁護側は即日控訴しています。
2017/03/22 21:55