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  • 10 年前
高松不正開票 山地被告に判決

2015/7/17 18:14

おととしの参議院議員選挙をめぐる高松市の不正開票事件で、公職選挙法違反など2つの罪に問われた選挙管理委員会の元事務局長に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

判決を受けたのは、高松市選挙管理委員会の元事務局長、山地利文被告、60歳です。

判決によりますと、山地被告はおととしの参院選で、高松市の比例区開票作業中、元職員2人と共謀し、集計済みの白紙投票400票を再集計させるなどして有効投票を減少させ、
後日、別の職員3人とともに封印された段ボール箱を開き、投票用紙を破棄するなどしたとされています。

山地被告は白票の水増しは共謀していないと無罪を主張していましたが、高松地裁の野村賢裁判長は元職員の供述から共謀を認めた上、「部下に働き掛けて隠ぺい工作に協力させるなど、
犯行を主導した責任は重い」などとして、懲役2年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。

また、事件の背景について、弁護側が主張する「開票時間の短縮を求められていた」との指摘については「適法に作業を実施するのが前提」として退けました。

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