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アンドレイ・ルブリョフ(Andrey Rublyov)予告編

3 年前466 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1660

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0060107/

1966年 ソ連映画 182分(日本語版)205分(ソ連版) 日本語字幕版あり

15世紀のロシアのイコン画家アンドレイ・ルブリョフを描いた映画。
だけど、大半はフィクション。
アンドレイ・ルブリョフについては同時代の足跡をしるすわずかな記録と、教会関係施設に残る作品しかなく、実際どこで何をしていたのか殆どわかっていない。
他にも、合作で作品を描いたダニール・チョールヌイ、ギリシアからロシアに来た著名な画家のフェオファン・グレコなどの画家が登場する。
他にはモスクワ公ワシーリー1世とその弟で大公位を争っていたユーリーが登場する。
大公弟ユーリーの登場する1408年のウラジミール襲撃のシーンにウスペンスキー修道院の宝を守りぬいたと伝えられるパトリケイ司祭も、伝え通り拷問シーンで登場する。
映画は15世紀のロシアの社会の有様を描く国に重点が置かれた感じだ。
ロシア正教が支配する地でいまだ異教的な雰囲気をとどめる村社会。
キリスト教的な代表が司祭や画家、大公の役人たちで、異教的な代表が旅芸人や村祭りに興じる村人たちって所のよう。
ルブリョフはキリスト教的な価値観に疑問を抱いてるような感じに描かれてるけど、村祭りでルブリョフが村人に捕まったときは声高に村人の異教的な祭りを非難している。
なのに村娘の誘惑にはしっかり乗って、それはなかったことにしてる感じだ。
キリスト教的価値観とルブリョフの思想の違いはフェオファン・グレコの対話の中で描かれてる。
フェオファン・グレコは教会の説く世界観を支持するのに対し、ルブリョフは民衆に目を向けた世界観を説くって感じ。
タタールのくびきから脱するきっかけとなったクリコヴォの戦いから20年近くがたっているけど、いまだにタタールの優位が保たれてる感じも描かれてる。
タタールの兵が村人や攻の弟ユーリーにも尊大に接する、行きがけの駄賃と町を略奪すると色々と悪さをしている。
だけどロシア人は抵抗できない。
最後の鐘作りの話では15世紀に流行した黒死病の影響も取り込まれている。
鐘作り職人が黒死病で皆死んでしまい残ったのは未成年の職人の子供だけ。
だけどこの子供が大鐘を作り上げてしまう。それを見たルブリョフは一度絵を描くことを断念していたのに、再び絵を描くことにする。
これは才能は神から与えられたものって話の流れのようだ。
大鐘作りの章の始めの方でルブリョフは昔の同僚から才能があるのに才能を使わないのは罪だと攻められている。
実際のところ、一度映画を見ただけでは内容をよく理解できない。何が起きてるか、わからなくなることもある。
解説書片手に二度くらい見てようやく何かわかったような気がする映画だった。

参考文献
タルコフスキーとルブリョフ ISBN-10: 4846001156
ロシア史〈1〉9~17世紀 (世界歴史大系)  ISBN-10: 4634460602
東西ロシアの黎明―モスクワ公国とリトアニア公国 ISBN-10: 4938662426

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