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涙するまで、生きる(Loin des hommes)予告編

3 年前38 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=352319

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt2936180/

2014年 フランス映画 101分 日本語版あり

アルベール・カミュの小説「追放と王国」内の「客」の映画化。
この原作は短編で映画は原作のストーリーに大きな追加を加えてる。加えて設定にも大きな追加がある。
変更って感じではなく単に追加したって感じだ。
舞台は1954年11月末頃のアルジェリアで、おそらくオーレス地方の山岳地帯。
11月1日の一斉蜂起から11月29日のフランス第25空挺師団の前線参加あたりと思われる。
原作のストーリーでは山間部の学校で教師をしているフランス人が主人公だ。
彼の所に警官が囚人を連れて来て、囚人を町の警察署へ届けるように命令する。
主人公はそれを拒否するけど、警官は命令を伝えると囚人を置き去ってしまう。
主人公は仕方なく、囚人に食料と水を与えて囚人を解放してしまう。
それだけだけど、映画では主人公はアルジェリア戦争に巻き込まれて反乱軍と同行したり、戦闘に巻き込まれたりしながら、囚人と共に町の警察署を目指す。
主人公の設定も原作では殆ど何もなかったけど、新たに作られている。
フランス軍の退役少佐で、両親はスペイン人の入植者だけど、主人公はアルジェリア生まれ、アルジェリア育ちのフランス国籍って設定。
囚人は村の青年で、独身者の童貞君。女性に憧れを持っているよう。
フランスの裁判所に出頭することを強く望んでいる。原作だと、何考えてるかわからない感じで、主人公の言いつけにただ従うだけの人物だった。
途中で出会った反乱軍の兵士の中には主人公の元部下も多く、丁寧な扱いを受ける。
その反乱軍を撃破したフランス軍空挺部隊からは元フランス軍少佐ってことでやっぱり丁寧な扱いを受けるって感じだ。
1954年の時点で山岳地帯の奥まで入って鎮圧行動をおこなっていたのは空挺部隊だけで、他は道路沿いを動き回っていただけだから、映画に出てきた部隊は空挺部隊なんだろう。
アルジェリアの一斉蜂起直後にフランス軍は重武装の鎮圧部隊を送ったそうだけど、戦車などが山岳地帯に入れず、役に立たなかった。
それで山岳地帯でも活動が容易な空挺部隊が本国から送られた。
指揮官のデュクールノー大佐はインドシナでディエン・ビエン・フーの戦いの少し前に行われ、成功に終わった「ランソン」作戦を指揮した猛者で、ゲリラ戦の専門家でもある。
映画では、デュクールノー大佐の部下と思しき中尉が出てくるだけだけど。
この空挺部隊と反乱軍の戦いが最後のハイライトって感じだ。
主人公が戦場を彷徨い、色んな人に会う、荒野の旅を描いた映画だ。

参考文献
カミュ全集〈10〉追放と王国・悪霊 ASIN: B000J956QK
サハラの砂、オーレスの石―アルジェリア独立革命史 ISBN-10: 4807494163

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