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地獄の軍団スクワッド(The Siege of Firebase Gloria)オープニング

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crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11798

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0098328/

1989年 アメリカ映画 99分 昔日本語字幕版があった

予告編が見つからないからオープニング。最初の解説には訳をつけてみた。
フルメタル・ジャケット(Full Metal Jacket)で、鬼教官を演じたR・リー・アーメイ主演の映画。
おそらく、フルメタル・ジャケットの影響で作られた作品だと思う。
テト攻勢開始時の1968年1月のとある砲兵基地が舞台。
おそらくケサン海兵隊基地周辺に配置された小陣地がモデルなんだと思う。
例えば、ベトコンの攻撃で陥落したラン・ベイ基地や、砲兵支援基地のキャンプ・キャロルとか、周辺の高地監視に作られた前哨とかのような。
映画は簡単に言って少数の米軍が守る陣地にベトコンの大軍が襲い掛かる、西部劇やベトナム戦争、フランス外人部隊ものではおなじみの設定。
指揮を執るのが鬼曹長リー・アーメイだ。
対するはカオバン大佐率いるベトコン。北ベトナム軍じゃない。
カオバン大佐は北に不信感を持つ南のゲリラ指揮官って所。
男ばかりの戦場では華がないってことなのか、この基地には女性看護士が大勢いる野戦病院まである。
病院長の大尉がどちらかといえば控えめな人なので物語りにそれほど関わってくるように見えない。
最後は陸軍の騎兵隊、馬の代わりにヘリに乗ってる騎兵隊に助けられておしまい。
映画の最後はケサン基地をイメージしての騎兵隊の登場って気がしてくる。
ケサン基地も第一騎兵師団を主力とした救出部隊により包囲を解かれてる。

テト攻勢では北ベトナム正規軍はそれほど投入されていなかったようだ。主力は南ベトナム解放戦線、通称ベトコンだ。
従来はゲリラ戦を続けて、地元に溶け込み徐々に勢力を拡大していくって方針で戦っていた。
テト攻勢で全土一斉蜂起って方向に方針が変わり、南ベトナム解放戦線は全力を挙げて南ベトナム全土で攻勢に出てる。
その象徴的な事件がサイゴンのアメリカ大使館襲撃で、映画の中でも描かれてる。
結果、テト攻勢は失敗し、ベトコンは大打撃を受けて実質的には再起不能なところまで打ちのめされた。
その失われた部分を補うために北ベトナムから多くの人員が流れ込み、南ベトナム解放戦線は独自性を失った。
同時に南ベトナムの事情に暗い北の人々ではゲリラ戦の続行が困難だったとか。
だけど、アメリカに与えた衝撃は北ベトナムやベトコンが受けた被害を越えたもので、アメリカの世論は一気に反戦へ傾いた。
映画の最後の方でカオバン大佐が「ベトコンは終わりだ」といったのもこの辺りの事情を踏まえてのことなんだろう。

映画の中で薬でトリップしてる基地司令が曹長に Bernard B. Fall , Street Without Joy の話を持ち出したのには少しおどろいた。
ベトナム戦争物の本としてはそれだけ有名なのかもしれない。
映画「ワンス・アンド・フォーエバー(We Were Soldiers)」でもムーア中佐が何度も話題に出した本だ。

参考文献
輝ける嘘〈下〉 ISBN-10: 408773157X
Street Without Joy ISBN-10: 1844153185
The Tet Offensive: A Concise History ISBN-10: 023112841X
The Tet Offensive: A Brief History with Documents ISBN-10: 0415956811
テト攻勢 ASIN: B000J9GKMY

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