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フルメタル・ジャケット(Full Metal Jacket)予告編

3 年前965 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20625

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0093058/

1987年 アメリカ映画 116分 日本語字幕版あり

アメリカ海兵隊の元報道班員が実体験に基づいて書いた小説の映像化。
とはいっても大幅に脚色されてる。
訓練、ベトナム、フエ市での市街戦と原作のストーリーの流れは踏襲している。
映画は大きく分けて、訓練に1/3、テト攻勢前夜のベトナムとダナン基地近郊で1/3、最後のフエ市の市街戦で1/3って構成になってる。
小説だとこれにケサン基地でのエピソードが加わる形になってる。
訓練のシーンは、アドバイザーとして映画に参加してそのまま出演してしまった海兵隊の元教官リー・アーメイのアドリブが多いと噂に聞いてたけど、原作と比較すると案外そうでもない。
意外に原作に結構忠実だ。
舞台がベトナムに移ってからは原作を参考にした程度で大きく脚色されてる。
映画ではベトナムで実際に起きた事件などを絡めてきてる。例えばフエ市でのテレビ局の取材とか、ベトコンによるフエ市民の虐殺とか。
取材班のミーティングで用語の変更、「索敵撃滅」を「掃討戦」にしろって話も、当時ホイラー将軍がベトナム派遣軍指令のウエストモーランド将軍に指示した話を基にしてるようだ。
テレビ局の取材シーンは当時のアメリカの有力な保守系ジャーナリストの一人、ウォルター・クロンカイトがフエ市を取材に来たときのエピソードのパロディーのよう。
主人公たちがヘリの機上で出会う射撃手のエピソード、「よく訓練された・・・」の台詞のシーンは原作ではあっさりしたもので、射手は笑うだけだった。
自由射撃ソーンなので、ここぞとばかりに銃を乱射するって話なよう。
軍の装備もテト攻勢時の1968年同時に合わせて用意されてる。
たいていの映画だとヘリコプターはUH-1を使ってごまかすことが多いけど、この映画では当時主流だったCH-34が使われてる。
映画では小説のフエとケサンでの狙撃兵のエピソードを一つにまとめてる。
映画の中の「以前にも似た経験をした」ってカーボーイの台詞は小説ではフエの経験を踏まえてケサンの場面の台詞。
全体的に狂気を感じさせるけど、狂気を強調した演出にはなっていない。
狂気を感じさせようといかにも狂ってますって感じの演出や音楽を多様する映画が多いけど、この映画では逆に抑えてて、そこが全体の狂気を高めてる感じがする。
最後のミッキーマウスの歌など、これまでの流れを見た後だと何かすごい狂気な圧力を感じる。
原作だとミッキーマウスの歌はベトコンを埋葬するときにベトコンを讃える意味を込めて歌われてる。
ベトナム戦争関連の本を読めば読むほどに面白くなってくる映画だ。

参考文献
フルメタル・ジャケット ISBN-10: 4042447015
The Tet Offensive: A Concise History ISBN-10: 023112841X
The Tet Offensive: A Brief History with Documents ISBN-10: 0415956811
テト攻勢 ASIN: B000J9GKMY
輝ける嘘〈上〉 ISBN-10: 4087731561
輝ける嘘〈下〉 ISBN-10: 408773157X

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