検索履歴をすべて削除しますか?

削除しない場合はキャンセルを選択してください

獅子王リチャード(King Richard and the Crusaders)予告編

3 年前107 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9896

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0047150/

1954年 アメリカ映画 114分 昔日本語版があった

19世紀のイギリスの作家、ウォルター・スコットの"The Talisman"の映画化。
第三次十字軍を舞台にした物語。時期はリチャード獅子心王が病に倒れた1192年8月頃から休戦が結ばれた9月頃まで。
とはいっても原作自体歴史に忠実に書かれてるわけじゃない。
実際にあった事件や人物を物語りに取り込んでオリジナルな物語を形作っている。
例えばフランス王は1191年7月に聖地を出立しているが、小説ではまだいることになっているなど。
主人公は獅子心王に従うスコットランド王の息子。身分を隠しての出征って設定。イングランド王家の娘に恋してる。
モデルとなったのはハンティングタン伯ディヴィットかアレグザンダー2世と思われる。
映画ではハンティングタン伯ディヴィットって設定になっている。だけど、ハンティングタン伯ディヴィットは当時のスコットランド王の兄弟だ。
アレグザンダー2世だと、まだ8歳だから十字軍に出征ってのは無理があるけど、獅子心王の弟ジョン欠地王の娘、ジョアンが妻だから設定には一番近い。
原作での敵役はテンプル騎士団長とコンラート・ド・モンフェラートで、映画だとテンプル騎士団長の代わりにオーストリア公レオポルドの家臣が敵役になってる。
テンプル騎士団の白地に赤の十字架の服より、オーストリア公の黒い鷲の紋章のほうが敵役として見栄えがするってことかもしれない。
原作ではコンラート・ド・モンフェラートが暗殺者教団に暗殺された事件を大団円の一部として利用してる。悪人は最後には倒されるってこと。
映画では悪事がばれて捕まるだけ。
獅子心王が原作に比べて寛容な性格に変更されてる。原作だと独善的で諸侯の恨みを買ってばかりいるけど。
原作だと諸侯共に十字軍同士が相打つ仲間割れを恐れてる感じだけど、映画ではイングランド軍がオーストリア公の軍を躊躇なく攻撃してる。
戦闘シーンの見せ場を作るためなんだろう。
更に原作より少し前の獅子心王が元気な頃から始めて、イスラーム教徒軍との戦いのシーンをなどのアクションシーンを増やす配慮がなされてるようだ。
他にその追加部分に獅子心王暗殺未遂シーンを入れて敵役の陰謀を際立たせようって配慮なんだろう。
原作でも現実でも獅子心王は病に倒れただけで暗殺はなかった。
原作でも映画でもイスラーム勢力の党首サラディンの無用心振りがすごい。変装して一人で砂漠をうろつくは、敵陣に乗り込むは大胆にもほどがあるって性格してる。
十字軍のような過酷な戦場に妻連れてくるかって思いたくなるけど、実際にも獅子心王の妻ベランガリアは獅子心王が帰国の途に付くまで聖地で行動を共にしてる。
原作だとすごいわがまま女王って描かれてるけど、映画だと影が薄い。

参考文献
少年少女世界文学全集〈第22巻〉獅子王リチャード―国際版 ASIN: B000J8N9RY
リチャード獅子心王 ISBN-10: 456002605X
スコットランド王国史話 (中公文庫) ISBN-10: 4122039908
十字軍大全―年代記で読むキリスト教とイスラームの対立 ISBN-10: 4887217293
英国王室史話 ISBN-10: 4469240907

動画を報告

問題を選択

動画を埋め込む

獅子王リチャード(King Richard and the Crusaders)予告編
自動再生
<iframe frameborder="0" width="480" height="270" src="//www.dailymotion.com/embed/video/x35hvel" allowfullscreen allow="autoplay"></iframe>
上の埋め込みコードであなたのサイトに動画を追加します。