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バトル・オブ・ライジング コールハースの戦い(Michael Kohlhaas)予告編

3 年前235 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=349995

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt2054790/

2013年 フランス/ドイツ映画 122分 日本語版あり

16世紀のドイツで実際に起きた「ハンス・コールハーゼ」の事件をベースに書かれたクライストの小説「ミヒャエル・コールハースの運命」の映画化。
貴族の不法行為に対する訴訟の件や、大規模な反乱、ルティン・ルターの仲裁など、実際の事件の主要部は殆ど取り込んで創作部分を加えたって感じの小説だ。
ミヒャエル・コールハースがある貴族から不法な行為を受け、貴族から賠償を得るために合法的な闘争を行い、
それがダメだと判明したら武装闘争で賠償の取得を目指し、マルティン・ルターの仲裁で合法的な闘争の道が開けると、再び合法的な闘争で賠償を勝ち取るって話。
賠償を得るのと同時に、非合法な武装闘争の罪を問われて処刑される。
原作ではミヒャエル・コールハースはこの結果に満足している。
ミヒャエル・コールハースの目指したものが賠償を得ることよりも社会秩序の維持って点に向いてたからだ。
貴族の不法が許されるような社会で生活したくない。自身の不法ももちろん裁かれるべきって立場なようだ。

映画ではミヒャエル・コールハースと家族との関わりを中心に描いてる。
前半は主に妻、妻死後の後半は娘との関係。
原作では子供は5人もいて物語の前面にはあまり出てこないけど、映画では娘一人に変更され、主要な登場人物の一人になっている。
逆に原作では主要な地位を占めているマルティン・ルターは、映画では武装闘争を放棄させるため説得に現れるだけで完全に脇へ追いやられてる。
背景としてあったサクソン選帝侯とブランデンブルク選帝侯の対立の話もない。
原作の小説と同じ物語を描いているけど、焦点が大きく異なるってことのよう。
それに伴い原作に現れる政治的背景とか合法的闘争など、物語をややこしくしそうなものは省略されてる。
原作でもよけなシーンと批判の多い謎の占い婆とそのお札の話ももちろん省略されてる。
後半は父と娘の静かな物語って感じで流れるので、政治的な話とかルターのやかましさは余計って事なのだろう。
最後の合法闘争の部分は、囚われ人コールハースって感じになり原作とは大きく異なる。
それと、原作はお堅い感じだけど、映画は結構エロイ。
熟年夫婦のベットシーンとか、馬の出産シーンとか、中年オヤジのフルヌードシーンとか。
全体的に重々しく静かな感じで、雰囲気はすごくいい。

参考文献
ミヒャエル・コールハースの運命―或る古記録より ISBN-10: 4003241614
明治大学教養論集 (384), 69-91, 2004-03 :「ミヒャエル・コールハース」について
東海大学紀要. 外国語教育センター 8, 21-35, 1987:(研究ノート)H.v.クライスト「ミヒャエル・コールハース」注釈への一つの試み
芸文研究 (45), p132-147, 1983:クライストの「ミヒャエル・コ-ルハ-ス」についての一考察
人文研究 33(8), p485-505, 1981:クライストの「ミヒャエル・コ-ルハ-ス」

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