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Uボート156 海狼たちの決断(The Sinking of the Laconia)予告編

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crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344570

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt1504261/

2010年 ドイツ/イギリスのテレビシリーズ 171分 日本語版あり

第二次世界大戦時の1942年9月12日にドイツの潜水艦U-156がイギリスの武装客船ラコニア号を沈めた事件を描いてる。
Uボートが武装商船を沈めるという話は当たり前のことだけど、ラコニア号の場合、沈めた後の事件と影響が他の場合と大きく異なっていた。
U-156のハルテンシュタイン艦長はラコニア号の乗員救助にあたり、本部に救援を要請。
要請を受けたデーニッツ提督は近くにいた2隻のUボートとイタリアの潜水艦を現場へ送り、フランスのヴィシー政府へも援助を要請している。
ハルテンシュタイン艦長は味方に通報するだけでなく、現状を暗号化せずに打電し、間接的に連合軍へも通報して赤十字を掲げて航行した。
それに対して連合軍は爆撃機を派遣してU-156を撃沈しようとした。
派遣された爆撃機の機長は本部に状況を打電したが、本部から爆撃を命令されて救命艇に爆弾を落としている。
連合軍側はU-156の状況を分かっていながら味方の人命よりUボート撃沈を優先したってことのよう。
U-156は無傷だったけど、この攻撃が原因で救出作業を断念しなければならなかった。
デーニッツ提督はこの事件を受けて後にラコニア命令と呼ばれる命令を発することになる。
遭難者を救助してはならないとする命令だ。
この命令はUボートの安全に配慮して出された命令だったけど、連合軍側は乗員の殺害を目的とした命令と曲解してニュルンベルク裁判やプロパガンダなどに利用している。
映画では海軍の司令部にナチ信奉者がいたり、ハルテンシュタイン艦長をUボート艦長としては珍しいタイプのように描いたり、艦長を攻める乗客がいたりと何か意図的な演出って気のする場面も多々あった。
実際のところ、Uボート艦長の多くは撃沈した船の乗員の救助を当然のこととして捉えていた。
潜水艦隊司令部要員の多くは元Uボートの乗組員だから、艦長達と価値観や考え方が近い人が多く、潜水艦隊司令部に救助活動を非難するような人はいなかったようだ。
戦局が厳しくなり、Uボートが浮上して活動するのが困難になっても状況の許す限り救助活動をしていた。
連合軍の空襲は連絡ミスで偶然起きたって感じの描き方だ。
実際のところ連合軍の爆撃機乗員は赤十字の旗や、Uボートが救出活動を行ってるとはっきり認識した上で上層部に指示を仰いだ上で爆撃を行ってる。
映画の中でUボート乗組員からコロンを進められる老婦人のエピソードがあったけど、これはUボートに救助されたラコニア号の乗客の回想にある話。
Uボートに救助された乗客がUボート乗組員に好感を持つ例は多い。
Uボート艦内は換気が悪く、トイレはもれ放題、乗組員は長期間お風呂に入ってないし、食料などの腐った腐臭とかオイルの臭いとか、壮絶な臭いがする。
救助された一般の乗客は、そんなUボートに入る気になったのかなって不思議にも思う。
品のよい老婦人など卒倒するんじゃないかなと。

参考文献
Uボート部隊の全貌 ドイツ海軍・狼たちの実像: ドイツ海軍・狼たちの肉声 ISBN-10: 4054047289
デーニッツと灰色狼―Uボートの栄光と悲劇 ASIN: B000J9D8AQ
10年と20日間―デーニッツ回想録 ISBN-10: 4875380739
世界ノンフィクション全集〈第46〉 ASIN: B000JBC2A6

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