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オルド 黄金の国の魔術師(Orda)予告編

3 年前445 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344347

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt2331066/

2012年 ロシア映画 日本語字幕版あり

14世紀中ごろのモスクワ総主教、聖アレクシィの伝説の一つを映画化。
聖アレクシィはモンゴルのハーンに呼ばれ、ハーンの母の目を治したとする伝説がある。
この伝説を中心にロシア全域を事実上支配していた黄金のオルド、或いはキプチャク・ハン、ジョチ・ウルス、金帳汗国などと現在呼ばれてるモンゴル系の国の衰退の始まりを描いてる。
ちなみに日本語副題の魔術師とは、ハーンの兵士たちが聖アレクシィを魔術師と呼んでいたことを現しているのかも。
物語はジャーニー・ベクが兄でハーンのティーニー・ベクを殺害してハーンに収まるところから始まる。
その直後、兄弟の母タイ・ドゥラが病気により失明してしまう。
母の目を治すためにジャーニー・ベクは各地から魔術師、治療師など多くの者を呼んだが、母の目は治らず、それで聖アレクシィを呼んだ。
物語の大筋はそんな感じ。
ジャーニー・ベク、ティーニー・ベク兄弟が争った辺りから黄金のオルドの力は衰え、ロシア全域を支配下に治める力は失われている。
ロシアの覇者からロシアに影響力を及ぼす強国の一つって程度に力が衰えたってことのよう。
同時期に西のリトアニアやポーランドがロシアへ影響力を行使し始めた時期でもあり、ロシアの諸侯は黄金のオルドがだめなら、リトアニアやポーランドに付くといった感じで自立する傾向を強めていた。
この映画の物語から25年後のクリコヴォの戦いでロシアは「タタールのくびき」から脱したといわれてる。黄金のオルドの支配から脱したってこと。
映画は黄金のオルドの黄昏を描くって感じで構成されているようだ。
だけど、映画の描いている時期の黄金のオルドの支配力は強く、映画でも黄金のオルドの使者がモスクワ公に横柄な態度をとるような場面などでその影響力が表現されている。
ジャーニー・ベクも殺され、その跡を継いだヒルディー・ベクも父たちを習って継承権を持つ兄弟肉親などを殺害して国を混乱させた挙句に殺された。
後はハーンが即位しては直ぐに殺されて次がつくの混乱が続いて、ついには二つに分裂して争い、その混乱をついてロシアの諸侯国は力を増した。

参考文献
モンゴルの歴史―遊牧民の誕生からモンゴル国まで ISBN-10: 4887082444
ロシア史 (新版 世界各国史)  ISBN-10: 4634415208
ロシア史〈1〉9~17世紀 (世界歴史大系) ISBN-10: 4634460602
14世紀前半キプチャク汗国とロシア : 汗国史へのエチュード(2) 言語と文化 1, 41-63, 1988-04-00 文教大学
14世紀前半キプチャク汗国とロシア : 汗国史へのエチュード(3) 言語と文化 2, 49-69, 1989-06-00 文教大学

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