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ダイダロス 希望の大地(Myn Bala)予告編

3 年前118 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344768

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt1852040/

2012年 カザフスタン映画 133分 日本語版あり

2005年に作られた「レッド・ウォリアー(Nomad)」と同時期の1720年代のカザフを描いた映画。
最後はレッド・ウォリアーと同じく1729年にジューンガルを破った戦い。
戦いの様子はまったく異なる。レッド・ウォリアーが攻城戦なのに対して、野戦となってる。
こちらはレッド・ウォリアーと違いジューンガルが族長自ら全力できたわけじゃなく、一将軍に任せた軍を派遣しただけって感じに描いてる。
実際のところは何が起きたかよくわかってない。口頭伝承の伝説くらいしか残ってないからだ。
ジューンガルに対してゲリラ戦をしかけた一青年が主人公で、著名人は背景として登場する。
著名人にはもちろんレッド・ウォリアーの主人公マンスーラもいる。
他にも1720年代の戦いで名を上げたボゲンバイなどの人物も登場してる。
ジューンガル側はジューンガル族長ガルダンツェリンが一場面に出てくるだけ。
映画は主人公を中心に、幼馴染の親友との葛藤、有力者の娘との恋、両親の復讐などを織り交ぜた物語になってる。
カザフの族長たちの会議で、ジューンガルは東でたくさんの兵をうしなったって台詞が出てきたけど、当時のジューンガルは清との戦いで手痛い敗北を喫してる。
おそらくそれを受けての台詞だと思う。
だけど、1723年にジューンガル族長になったガルダンツェリンの元、1729年ごろには十分に力を盛り返してる。
1731年にはモンゴル高原へ進出して清軍を討破ったが、すぐに清の反撃にあって翌年にはモンゴル高原から撃退されてる。
モンゴル高原での戦いによってジューンガルは清は講和を結び、西に全力を注ぐ環境を整えてる。
同時期カザフにも侵入し、カザフ諸国はロシアに保護を求めている。
1742年までにはカザフ全域を席巻している。そのとき、マンスーラこと中ジュズのアブライ・ハンも捕虜となっている。
1729年に大同団結してジューンガルを打ち破ったにしてはジューンガルの立ち直りが早く、カザフの凋落が早すぎる気がする。
ジューンガルの装備も銃砲を十分に装備した騎馬兵を中心にした軍って感じに描かれてる。
なにせ地方の砦一つが砦が木っ端微塵になるほどの火薬を備蓄してたり、大砲数問を装備してたりと多量の火薬や銃砲が登場してるほどだ。
実際にも銃砲、火薬を重視して多量に装備してたようだ。清相手の戦いでは火力で清軍を圧倒することがあったという。

参考文献
露清帝国とカザフ=ハン国 ISBN-10: 4130261398
最後の遊牧帝国―ジューンガル部の興亡 ISBN-10: 4062580411
モンゴルの歴史―遊牧民の誕生からモンゴル国まで ISBN-10: 4887082444
カザフスタン ISBN-10: 4560509042
中央ユーラシア史 ISBN-10: 463441340X
叙事詩に見るアブライ=ハンの系譜と生い立ち : 千葉大学ユーラシア言語文化論集 4, 121-140, 2001-03-20
ウンコフスキー使節団と1720年代前半におけるジューン=ガル,ロシア,清の相互関係 : 人文コミュニケーション学科論集 (2), 107-128, 2007-03-00

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