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ゾンビ伝説(The Serpent and the Rainbow)予告編

3 年前147 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=13358

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0096071/

1988年 アメリカ映画 98分 日本語字幕版あり

ハイチのヴードゥー教のゾンビを解明しようとしたアメリカの薬学者の記録を原作にした映画。
映画はこの薬学者のストーリーに1987年のハイチの政変を絡める形で作られている。
だけど、原作の流れはそのままに使ってるけど、登場人物の立場や性格、エピソードなどを大きく脚色してる。
この映画の内容だと映画の登場人物のモデルとおぼしき、薬学者に協力したハイチの人たちが怒るんじゃないかなって思いたくなるような脚色が多い。
薬学者は製薬会社の依頼でゾンビ製造の鍵、ゾンビ薬の入手と調査を依頼される。
映画のストーリーのメインはそのゾンビ薬を手に入れようとする薬学者と、ハイチの有力者との戦い。
ヴードゥーの秘術を使って攻撃してくる悪の呪術師に挑む学者って感じだ。
学者の味方はハイチの女医、名声と金に目がくらんだ似非呪術師ってところ。
最後はもちろん学者が勝って、悪の呪術師は倒される。同時に独裁者の大統領も倒れたって流れになってる。

原作と比較してみると、これらの人物にはすべてモデルがいるように見える。
だけど実際のところ皆、薬学者の協力者で、最初は警戒されたけど最後は協力を得られる関係になってる。
敵役のモデルはおそらく、大統領直属の民兵隊の指揮官で呪術師、一時、薬学者を監視したりしているが、最後は友好的な関係になり協力してる。
もちろん薬学者を逮捕したり拷問したりなどしていない。
似非呪術師はなんとなく映画通りの人物のように見える。それで最初は薬学者に偽の薬を渡したりもしてる。この辺りは映画通りのよう。
だけど映画と違い殺されてはいない。
映画だとゾンビにされた人たちは被害者のように描かれてるけどこれも逆で、ハイチ地域社会で、日本で言うところの村八分の状態になったような人たちのようだ。
その人たちが地域社会の裁判を受けて有罪となり、ゾンビにされたってところのよう。
この裁判は国の機関ではない。地域社会に根ざした一種の自警組織のようなもの。
薬学者に協力した学者の娘がおそらく女医のモデル。当時は16歳で巫女をしていた。
原作は薬学と文化人類学の話が主で、仮説が立てられ、それを検証するために現地での調査が行われ、また仮設を立て直してって感じで進んでく。
その調査の過程でハイチの呪術師や、秘密結社に接触するって感じだ。
映画はその中の調査過程の部分を抜き出して脚色し、他の部分にはあまり配慮してないって感じがした。

参考文献
蛇と虹―ゾンビの謎に挑む ISBN-10: 4794203136
ラテン・アメリカ史〈1〉メキシコ・中央アメリカ・カリブ海 (世界各国史)  ISBN-10: 463441550X

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