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ベニスに死す(Morte a Venezia)予告編

3 年前1.3K views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20977

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0067445/

1971年 イタリア/フランス映画 140分 日本語字幕版あり

ノーベル賞を受賞したドイツ作家、トーマス・マンの「ベニスに死す」の映画化。
歴史系?といわれると困る。文芸系ではあると思う。
ストーリー自体は単純で、初老のドイツの芸術家がヴェネティアへ旅してそこで出会ったポーランドの少年に恋し、その恋心を秘したまま当時ヴェネティアではやっていた疫病にかかり死ぬ。
それだけなんだけど、物語そのものは芸術家の心の動き、葛藤の描写が中心になってる。
原作は独白でその時々の気持ちを吐露するような感じで描かれてる。
原作の芸術家、グスタフ・アッシェンパッハは小説家で、義務で自らを厳しく律し、健康に強く配慮する禁欲的な人物で、妻はいるにはいたが、死別していて愛情深い夫ってわけでもなかった。
それだけ自己に厳しいアッシェンパッハが美少年タジオに心乱され、義務感を忘れ、健康に対する配慮も忘れて、タジオに心を奪われる。
かといってタジオに直接アプローチすることはない。
ただ、タジオが現れるところで待ち伏せたり、その姿を追い求めて町を彷徨い、やってることはほとんどストーカーのよう。
だけど決して直接アプローチしたりしない。ただ見てるだけ。
タジオはそれに気がついているのかいないのか、映画でも原作でもはっきりしない。

映画だと、アッシェンパッハの性格はもう少しやわらかくなってる。
妻と娘に対する愛情深い父親って感じ。
アッシェンパッハは音楽家で大学の教授って設定。
独白の部分は同僚アルフレッドとの論争とかに形を変えた表現で表されてる。論争相手のアルフレッドは原作にはいない。
アッシェンパッハは芸術とは秩序あるバランスって考えるけど、アルフレッドは逆の考えで攻撃的だ。
映像もストーリー運びもすごく優雅で美しい感じ。
原作は私には難解で理解し辛いけど、映画は美しくわかり易い気がした。

参考文献
ヴェニスに死す ISBN-10: 4003243412

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