検索履歴をすべて削除しますか?

削除しない場合はキャンセルを選択してください

アフリカの女王(The African Queen)予告編

3 年前595 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1132

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0043265/

1951年 アメリカ映画 105分 日本語字幕版あり

第一次世界大戦時のドイツ領東アフリカを舞台にした恋愛冒険映画。
映画は恋愛を中心にしているけど、原作は女性の成長を中心にしているように見える。
主人公のローズは33歳になるまで兄に従い、自分を出さずに生活してきた世間知らず。
アフリカにも兄に従って来ただけで、冒険心とかそういうものではない。
兄は教会内での出世を第一に考える小者。アフリカに来たのも宣教で大きな成果を挙げて出世するため。
小心者だからキリスト教の価値観から外れることを極端に恐れてるし、妹にもそれを強要してる。
だからローズは世間知らずで結婚もせずに33年も過ごしてしまう。
この辺りの設定とかは映画も原作もおんなじ。
映画は兄が生きているころから始まるから兄の性格がよりわかり易い。
原作は兄が死んで墓を立てた辺りから始まる。
兄はドイツ軍の強制徴用で財産と信者を失い衰弱死した。
だからローズはドイツ軍を強く恨んだ。それに今まで兄あっての人生だったこともあり生きる意味も失ったって感じだ。
兄の死を悲しんでる妹の前に汽船の船長をしてるオールナットが現れて物語が始まる。
汽船の船長といっても船長と船員一人の小さな汽船で、船員は戦争が始まるとすぐに逃げ出したから船長一人しかいない。
ローズはオールナットを利用して兄の復讐をしようとして旅が始まる。目標はドイツ軍の砲艦ルイザ。
映画はオールナットとローズが旅を通じて恋を花咲かせるって感じで進み最後はハッピーエンドだ。
原作ではオールナットはただの舞台装置のひとつって感じがする。
主題はローズの成長で、オールナットはローズが目的を達する道具として、或いは成長を促す環境としてそこにいるって感じ。
ローズの心の動きなんかは結構細かく描写されてるけど、オールナットの方はあまりない。少しは反発するけどたいていはローズに従う。
オールナットとの恋愛もローズが男を知って経験をつむひとつの過程としてあるって感じだ。
映画はハッピーエンドだけど、原作だとドイツの砲艦撃沈は失敗して、実際とおりにイギリスの砲艦がドイツの砲艦を撃沈する。

この作品ではルイザって呼ばれてるドイツの砲艦の実際の名前はヴィスマンで、ドイツ軍がタンガニーカ湖に配置した砲艦のうちの一隻。
元はただの蒸気船客船で、沈没寸前のおんぼろ。大戦が始まると、一日かけた簡単な修理を受けて大砲を積み込んで運用された。
タンガニーカ湖には他に汽船が一隻しかなくてそれはヴィスマンより小さくておんぼろな船で大戦開始と同時にヴィスマンにより破壊された。
もう一隻はインド洋側に配置されていた税関に所属する小型汽船のキンガニでばらばらに解体して汽車で運んできた。ヴィスマンより古くて小さい。
イギリスは小型の高速艇をタンガニーカ湖に持ち込み、キンガニを捕獲して、ヴィスマンを撃沈した。
原作にはイギリスの二隻がヴィスマンを撃沈する様子が描かれてる。映画にはない。
イギリスの二隻はヴィスマンを沈めた後、故障して使い物にならなくなっている。

ドイツ砲艦の最後の一隻は最初からタンガニーカ湖に配置する目的でドイツで作られて部品の状態でタンガニーカ湖に運び込んで組み立てた新型汽船のゲッツェン。
ヴィスマンの三、四倍の大きさ。
ゲッツェンは戦争に間に合わず、完成した時には取り付け予定の武装は他の戦線に回されてタンガニーカ湖畔の大半は連合軍の支配下に落ちていた。
それで完成直後に湾内に沈められた。後に引き上げられて現在でもタンガニーカ湖で使われているそうだ。

参考文献
アフリカの女王 ASIN: B000JA8OPO
アフリカで一番美しい船 ISBN-10: 4270004398
The Viking Atlas of World War I ISBN-10: 0670853720

動画を報告

問題を選択

動画を埋め込む

アフリカの女王(The African Queen)予告編
自動再生
<iframe frameborder="0" width="480" height="270" src="//www.dailymotion.com/embed/video/x2xhism" allowfullscreen allow="autoplay"></iframe>
上の埋め込みコードであなたのサイトに動画を追加します。