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いのちの戦場・アルジェリア1959(L'ennemi intime)予告編

3 年前135 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=332327

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0825248/

2007年 フランス映画 111分 日本語版あり

アルジェ独立戦争でフランスが大規模な攻勢を行った1959年の夏ごろが舞台。
主人公は志願してきた新任の中尉でフランスのアルジェ政策に対して批判的。
だけどだんだん戦いに馴染んで壊れていく感じだ。
その対極にいるのがもう一人の主人公、部下の軍曹。
こちらは第二次世界大戦から戦い続けている叩き上げの兵隊で表面的には任務に忠実な古つわものだ。
だけど内面的には戦いから逃げたいって感じで崩れかけてる。
映画は二人の変化、特に中尉の変化を中心に物語が進んでいるようだ。
映画には最初からフランス側についたアルジェリア人、第二次世界大戦時にはフランス兵として戦い、独立戦争ではフランスに銃を向けたアルジェリア人、
最初は民族解放戦線にいたけど途中で寝返ったアルジェリア人、どちらともつかずに、戦いに巻き込まれて民族解放戦線かフランス軍に殺されるアルジェリア人など、
様々な立場のアルジェリア人が描かれてる。
当時のアルジェリア人の置かれた状況を表現してる感じだ。
主人公のいる部隊は民族解放戦線の部隊を発見して監視する部隊。
当時のフランス軍は民族解放戦線の部隊を補足して、中枢を叩いて壊滅させるって方針で、二種類の部隊を用意していた。
一つは実際に大規模な掃討作戦を行う予備軍。
もう一つが主人公がいた特別追撃隊。追撃隊は映画にもあるとおり、解放戦線から寝返った兵士など現場に明るい案内役を加えた部隊で、任務は解放戦線の部隊を補足して釘づけにすること。
映画でも主人公の部隊は目標の敵部隊の捜索を主任務にしている。

映画の舞台になっているカビリー山岳地帯では1959年7月にピノキュラー作戦が発動されて大規模な戦闘がおこっている。
この作戦では解放戦線側が素早く部隊を小グループに編成して広く散開して身を隠してしまい、予想通りの戦果は出なかったそうだ。
ただ1959年の一連の攻勢で民族解放戦線の戦力の大半が失われて、組織も壊滅状態に陥っている。
この作戦ではフランス軍の損害は軽微で、1959年の一連の作戦全体で戦死者は数百人に留まっている。
拷問、民間人に対する虐殺とかの事件も数多くおきてて、政治的にはマイナスの面も大きい。
この戦いの直後の9月に、フランス大統領ド・ゴールがアルジェリアの民族自決についての演説をしてアルジェリア在留フランス軍の間に大きな動揺が走ってる。
ド・ゴールは8月にアルジェリアを視察したときには軍事力による解決が不可能だって考えに達してたようだ。
軍事的に圧倒的な勝利をおさめても政治的に成功しないとなんにもならないってことのよう。
実際フランスはアルジェリア独立戦争では民族解放戦線をほとんど壊滅するような軍事的勝利を幾度かおさめてるけど独立の流れを変えることはできなかった。
軍事的勝利はその流れを遅らせただけのようだ。

参考文献
サハラの砂、オーレスの石―アルジェリア独立革命史 ISBN-10: 4807494163

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