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アルジェの戦い(La battaglia di Algeri)予告編

3 年前313 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1459

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0058946/

1966年 イタリア/アルジェリア映画 116分 日本語字幕版あり

アルジェ独立戦争の一局面、首都アルジェでの都市ゲリラに焦点を絞ってる。
当時実際にこの都市ゲリラを指揮したアルジェリアのリーダー、ヤーセフ・サーディがアドバイザー兼主演。
再現ドラマのような感じだ。
当事者が入ると、たいていは当事者が英雄的に描かれることが多いけど、この映画は違う。
アルジェ側に寄ってる気はするけど。
ゲリラ側の無差別爆弾テロも美化することなく、そのままの感じで再現してる。爆発が起こり、たくさんの人が死に、その死に人々が怒りを感じる。
やった側はそれに対して思い悩むこともないように見える。ただ任務をこなしてるって感じ。
何が起きたかを淡々と物語る感じで進む。
敵手のフランス兵も残酷な悪人って感じじゃない、むしろ目的に向かって任務をこなすただの軍人。
1956年、民族解放戦線はヤーセフの指揮のもとに都市ゲリラの組織を作り上げて爆弾テロや警察襲撃などの都市ゲリラを強化した。
ヤーセフの組織した都市ゲリラはピラミッド状の組織で頂点にヤーセフが立ち、組織の人は自分のすぐ上の上司と、すぐ下の部下しかわからないような構造になっていた。
誰かが捕まって白状しても組織の被害を最小限にとどめる工夫だ。
都市ゲリラが強化されるとフランス側は第十パラシュート師団を投入して鎮圧にあたらせた。
この時からアルジェは文民統治から軍政統治へと移行を始めたんだそうだ。
パラシュート師団の師団長マシュー将軍はヤーセフの組織の特徴をすぐに把握し、芋づる式に組織の全容を解明して主要人物を逮捕或いは殺害して行き、ヤーセフまで逮捕して解放戦線の組織壊滅に成功してる。
打ち合わせのシーンのマシュー将軍による組織の解説とそれを攻撃する手段の話が分かりやすい。
実際に、フランス軍は組織的に逮捕尋問を繰り返して組織の全容を暴いてる。
尋問のやり方があまりに非人道的だってことで非難する声もあったけど、マシュー将軍のあげた成功の方が大きくて非難の声はそれほど大きくならずに終わった模様。
映画の最後の方にある1960年の大暴動は自然発生って解説されてるけど、実は計画されたもので国際社会に対するインパクトは大きく、独立への大きな足掛かりになったそうだ。
この辺りの事情はヤーセフも知らないことだった模様。
ヤーセフは逮捕後、拷問もうけることなく、最後はド・ゴール大統領の特赦で釈放されてる。
アルジェでの都市ゲリラは映画にあるとおりにアリの死で終わりを迎え、この後、民族解放戦は組織が極度に弱体化して2年近く活動不能になる。
フランスはゲリラに対する勝利を宣言してる。
再現ドラマのよう、白黒映像ってのも雰囲気がよく出ていい感じ。

参考文献
サハラの砂、オーレスの石―アルジェリア独立革命史 ISBN-10: 4807494163

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