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ルードヴィヒ(Ludwig)予告編

3 年前537 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=25107

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0068883/

1972年 イタリア/フランス/西ドイツ 237分 日本語字幕版あり

19世紀のバイエルン王でワーグナーのパトロンとしても有名なルードヴィヒ2世の即位してから死ぬまでの物語。
日本だと狂王ルードヴィヒなんて呼び名でも知られてる。
映画は監督のヴィスコンティが編集した3時間の公開版と死後に制作スタッフがヴィスコンティの意図に従って再編集した4時間の完全版がある。
ヴィスコンティも最初は4時間半で編集したけど、映画会社の意向で3時間に減らされたそうだ。
一番の違いは各エピソードの前に大臣とか側近の証言が入っている点だ。
エピソードに関わった人物が論評を述べた後にエピソードが続くドキュメンタリーみたいなやり方。

映画ではルードヴィヒと親族、側近とかとの関わりを中心にルードヴィヒ個人の性格とか変化に焦点を当てて描いた感じだ。
政治的な部分とか歴史的な事件なんかはオミットされている。
ワーグナーとの関わりもエピソードの一つくらいに描かれてる感じだ。
一番強調されてるのはルードヴィヒとオーストリア皇妃エリザベートの関係。ルードヴィヒがエリザベートをいかに恋してるるかってところ。
ワーグナーの音楽に傾倒するのもエリザベートの妹のゾフィと婚約するのもエリザベートに対する愛の代替行為のような感じに見えてくる。
実際にはエリザベートに対するものよりワーグナーの音楽に対する愛の方が深かったようだ。
私生活でのお気に入りの女優が誘惑してきたのに怒って風呂に突き落す話とか、
お気に入りの男優を身近に置いて様々な役の演技を何週間もやらせ続けて一緒に旅行に連れまわした揚句に男優が疲労でキレてしまった話とか、
側近と同性愛的な関係にあったとかの私生活でのスキャンダルの多くが盛り込まれてる。
ワーグナーはルードヴィヒに金を無心してばかりいるたかりみたいだ。コジマは悪賢い協力者のよう。
最後の謎の死については自殺説をとっている模様。
ルードヴィヒの容姿の変化は歯であらわされてる感じ。だんだん黒くボロボロになる。現在だったら、特撮を利用してデブデブになって来るところも再現したかも。
ほとんどは宮廷での会話シーン。ダイナミックなスペクタルはない。静かな感じでゆっくり流れる。

政治的な部分は映像化されてないけど、
ルードヴィヒの時世はプロイセンのビスマルク首相によるドイツ統一事業の時期にあたりルードヴィヒはバイエルン王国の独立を維持するためにかなり苦労したんだそうだ。
ルードヴィヒは政治的にビスマルクでさえ一目置くくらいの才能の持ち主だったとか。
プロイセン・オーストリア戦争、プロイセン・フランスの戦争の阻止を目指し、開戦後は外交的に被害を最小限にとどめる努力を続けていたそうだ。
だけど戦争政策は完全に放り出していた。戦争を起こさないことと戦争で負けた後の被害を抑える方に力点を置く政治をしていたようだ。
問題は孤独癖が強く、政治が嫌いで引籠りがちだったこと。民衆へのアピールが足りず、大臣や議会への説明も不足してたことのようだ。
ワーグナーとの関係も単なる金銭的な協力者に留まるものではなかったようだ。

参考文献
狂王ルートヴィヒ―夢の王国の黄昏 ISBN-10: 412203115X

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