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提督の戦艦(Admiral)予告編

3 年前805 views

crazyhis

歴史系映画

allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335206

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt1101026/

2008年 ロシア映画 119分 日本語版あり

ロシア革命時に白軍の一つ、シベリア共和国を率いたコルチャク提督の物語。
第一次世界大戦でのバルチック艦隊勤務のころから赤軍に捕まって処刑されるまでが描かれている。
宣伝だと第一次世界大戦時の艦隊勤務の所がクローズアップされてるけど、それは全体の1/3くらいで革命後の出来事が中心になっている。
戦闘場面はすごい迫力、とくに海戦は力が入ってる。
腕とか足を吹き飛ばされたり、火傷で全身がボロボロになるところとかやたらリアルに作られてる。
革命時に発生した海軍士官の大量虐殺なんかも結構グロイ。石にくくりつけられて生きたまま海に放り込まれた死体とか、銃殺場面など。
シベリア共和国を建国したときは諸外国から支持を受けて、
ロシア最高執政官の称号も受けて勢いがあるところから負け始めて勢いが衰え、ついには逃げ回り連合軍に裏切られて赤軍に逮捕されて銃殺でおしまい。
伏線として同僚の妻との不倫の物語がある。これはホントの話の模様。
救出に来たカッペル将軍率いる友軍があと少しに迫る中での銃殺って感じに描かれてる。
ちなみにこのカッペル将軍、赤軍の軍事指導者トロツキーが手強い敵と評価してる有能な将軍だ。実際にも映画通りに凍傷で足が壊死して死亡した。
いろいろな歴史的なイベントを盛り込んでるけどメインは不倫ラブストーリーって感じだ。
第一次世界大戦からロシア革命までの流れを大まかに知っていることが前提に作られているような感じだ。しらないと何が起きてるのか分からないところも多々あるかも。

映画だと沈着冷静で理性的に描かれてるけど、帝政崩壊時の臨時政府首班ケレンスキーによるとによると、短気で気まぐれな性格なんだそうだ。
コルチャック提督を悪く言うケレンスキーにしても提督の軍事的能力については認めている模様。
それにバルチック艦隊では水兵の反乱が起きて艦隊指令が殺害されるほどの騒ぎになっていたのに、コルチャック提督率いる黒海艦隊は提督の手腕で何とか統制が保たれていた。
その統制もケレンスキーによるとコルチャックが短気を起こしてすべてが台無しになったそうだ。

映画でコルチャック提督がロシアの最高執政着任の演説をするときに、後ろに日の丸も翻っていたけど実はコルチャック提督は日本と縁が深い。
提督が士官学校を出て最初に赴任したのはペトロブルクだが、数ヶ月の勤務のあとにウラジオストックの太平洋艦隊勤務になって、それ以後ほとんど太平洋艦隊に所属している。
日露戦争の時には旅順艦隊で駆逐艦セルディーティ(日本語に直すと「怒り号」)の艦長をしていた。
駆逐艦セルディーティは旅順港近海の戦いで日本の2等砲艦、愛宕を沈めたとロシア側の記録にあるそうだ。
日本側の記録だと座礁して放棄ってことになっている。
旅順陥落後は長崎の病院に収容されて講和後にアメリカへ引き渡されてからロシアへ帰国した。
コルチャーク提督政権設立時にも日本はかなり強力に支援している。シベリア出兵も結局のところコルチャック政権の後方補給路の確保って感じでもある。

参考文献
ケレンスキー回顧録 (1967年) ASIN: B000JA8NMI
The Republic of the Ushakovka: Admiral Kolchak and the Allied Intervention in Siberia 1918-20 ISBN-10: 0415051983
Civil War in Siberia: The Anti-Bolshevik Government of Admiral Kolchak, 1918-1920 ISBN-10: 0521029074
トロツキー わが生涯 ISBN-10: 4329002191
シベリア出兵―革命と干渉 1917-1922 ISBN-10: 448085486X

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