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Mangal Pandey 予告編

3 年前174 views

crazyhis

歴史系映画

IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0346457/

2005年 インド映画 150分 日本語版なし

日本ではセポイの乱って呼ばれている戦いの口火を切ったとされる伝説的な英雄、マンガル・パンディーの話。インドだと第一次独立戦争って呼ぶ。
英雄譚でよくあるようなものすごく強い兵士って感じでは描かれてはいない。すごく生真面目で仲間思いの人物だ。
パンディーの時代のインドはイギリスの一企業、東インド会社の支配下にあって、その支配の下に多くの王国がある。
会社の軍事力の中心はインド人傭兵、通称セポイ。パンディーもこのセポイの一員。
セポイにはインド社会で高い身分の人が多く、会社の雇い兵とかさげすまれることはなかったみたい。

映画は1853年のアフガニスタンでの戦いから始まる。たぶん第二次シク戦争の後始末の戦い。ここでパンディーがイギリス人大尉を助けて二人の友情が始まる。
パンディーは奴隷の娼婦に恋して、大尉は寡婦に恋をする。恋物語の始まりで奴隷制とか、夫が死んだら妻は夫と一緒に生きたまま火葬されなきゃならないとかのインドの古い慣習が非難されてるようにも見える。
この二つの恋物語と、友情の物語がサイドストーリーになってる。
単純にインドを賛美するような作りにはなってない。同時にイギリスを非難するような作りでもない。ただ、イギリス人はインドの慣習に無頓着だって感じには見えた。
インド人をさげすむイギリス人も出てきて、無頓着なだけでなく敬意も払ってないイギリス人も多いって感じだ。そのイギリス人の無頓着さが大きな反乱を呼び込む。
インド人には大きく分けてイスラム教徒とヒンドゥー教徒がいる。その両教徒は宗教上の理由から豚とか牛の肉は口にできない。口にすると仲間外れにされるし、死んだら地獄に落ちるって信じてる。
会社は新型銃を導入した。その銃の薬莢に豚や牛の脂が塗ってあるって噂が流れて、騒動が始まる。
当時の銃は先込め式で、薬莢は紙の袋になっていて袋を噛み切って中の火薬弾丸を銃に装填する仕組みだ。問題は噛み切る時に薬莢を口にしなきゃいけない。薬莢に豚とか牛の脂が塗ってあると口に油が入る。
宗教的タブーを犯すことになる。それがセポイには耐えられない。
会社がこの薬莢の使用をセポイ達に強制したことがきっかけで起きた反乱がセポイの乱、インドだと第一次独立戦争って言われる戦い。
パンディーは薬莢の件に抗議して最初に反乱をおこしたセポイで、パンディーの絞首刑が反乱の火ぶたを切るきっかけになったそうだ。

映画だとパンディーは会社と大尉を信じて薬莢をかんだけど、薬莢工場で豚と牛の脂が使われているのを見て会社と大尉に裏切られたと感じて反乱に走るってストーリーになってる。
実は大尉も会社に騙されてた。だからパンディーを擁護して薬莢の使用中止を進言してる。
反乱そのものはインドの王侯貴族とセポイの主要メンバーが密に計画してたって設定で、その辺りの場面もある。
セポイの乱でインドのジャンヌダルクって呼ばれたラクシュミ・バーイとか、反乱の指導者ナナ・サヒブ、ムガル皇帝バハドゥル・シャーも一瞬だけど登場する。
会社がインドを利用して何をしてたかってことを表す場面見もちょこちょこある。
インドでアヘンを作って中国に売って、中国が抵抗したらインド人傭兵を送って叩き潰すってことみたいな。
インド人がアヘンを密輸しようとして会社に逮捕される場面もある。当時はインド商人もアヘン貿易に参加したかったってことみたい。
アヘン貿易は悪いことだって現代の価値観で非難するんじゃなくて、当時の状況をそのまま表した感じに見えた。
インド映画のお約束の歌と踊りも満載で、パンディーも当然踊る、けど友人のイギリス人大尉は踊らない。
主題歌を歌ってるグループのPV状態になることもしばしば。この辺りはすごくインド映画っぽい。

参考文献
インド大反乱 ISBN-10: 4121006062
イギリス東インド会社 ISBN-10: 4845704129
現代世界ノンフィクション全集〈第7〉 1966年

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