マリの世界遺産都市で住民が大略奪

  • 9 年前
フランス軍によって解放されたマリの世界遺産都市で、住民による大略奪が発生した。マリ共和国中部にあるトンブクトゥは世界文化遺産であることでも知られるが、イスラム武装勢力によって約10か月の実効支配を受けていた。28日、フランス軍とマリ政府軍によってトンブクトゥは奪還され、住民の生活も通常のものに戻り初めていたが、29日、数百人にものぼる住民らが略奪を開始した。略奪の対象は、「イスラム武装勢力を支持していた」とみられるアラブ人らが経営する商店、物品は根こそぎ略奪され、店内は数分のうちに空となった。その後マリ軍の兵士が到着、住民を制止し略奪行為は終息した。将校の一人は、「略奪は許されるものではないが、被害に遭った数件の店から武器が見つかったのは事実だ」と話している。

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2924390/10188041

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