黒富士

音楽は秋山裕和さん「草原をゆく」「瑠璃の森」をお借りしました
夏の富士は絵に描いた白銀の白孔雀のような山ではなく、野性的な城砦です。
この動画をお届けするnemukatta(略してnemu）はこの夏、富士山に誘われて、一生に一度間近に富士を拝みたかった念願を果たせましたが、背中にいろいろと息子の思い出を背負っていたせいと、山登り未経験の体力のなさから、富士山の肩（宝永山）までが限界でした。そのときの経験を詩にしました。ただ強く感じたのは富士山も過酷な自然に耐え泰然と姿を現している、そのすごさです。また、どんなに体調を崩しても、いろんな悲しい事や苦しいことがあっても希望を捨てるなということを教えてもらった気がします。尚、このどうしようもないおばさんを宝永山までフォローしてくれた、亡き息子の先輩お二人に心から感謝しています。