20140817JR山手線新駅 品川エリアの大規模再開発の現場を取材しました。 東京
  • 10 年前
東京オリンピックが開催される2020年を目指して、JR山手線の品川駅と田町駅の間に、新しい駅が開業します。
この新駅を中心に、品川エリアの大規模な再開発が行われています。
その現場を取材しました。

撤去されるもので最も大きい、検査場だった建物の解体作業が行われている。
山手線の新駅の予定地となる、JR品川車両基地の敷地では、線路はすでに取り外され、電車の点検を行っていた検査場など、施設の解体作業は、急ピッチで進んでいる。
経済効果が1兆4,000億円とも言われる再開発は、JR品川車両基地の西側や、芝浦水再生センター地区などを中心に、広範囲で行われている。
計画では、山手線の新駅が誕生するほか、2027年に開業する、リニア新幹線が乗り入れる品川駅が開業、その2つの駅と羽田空港とつながる泉岳寺駅を、歩行者通路で結ぶことにしている。
道路も高架で駅をまたぎ、環状4号線を整備するほか、商業施設やマンションも、続々と建設される予定となっている。
東京都都市整備局の鈴木 理開発計画推進担当課長は「ポイントの1つは、国際化ということです。国際化された羽田空港と近接しているという地理的な点を生かして、国内外のビジネスマンが活躍できるような、最先端のビジネス環境を整えていきたい」と述べた。
そして今回、内部の撮影が初めて許可された、新駅のすぐそばに建設中の「品川シーズンテラス」。
1フロアが1,500坪あり、国内最大級の広さが売りだが、すでに外資系企業やIT関連企業などから、多くの問い合わせがきているという。
国際的な街を目指し、進められる再開発。
気になる新駅の名称は、公募も含め検討されるが、現時点では、「高輪」が有力候補の1つに挙がっている。
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